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ぬいぐるみの洗濯・掃除方法は?|自宅での洗い方

小さい頃から大切にしているぬいぐるみや、大事な人からもらったぬいぐるみ。
さまざまな思い出が詰まったぬいぐるみは、持っているご家庭も多いのではないでしょうか。
今回はそんな大切なぬいぐるみを綺麗にする方法について、ご紹介したいと思います。

なぜお洗濯する必要があるの?

ぬいぐるみを抱く男の子

ぬいぐるみは小さなお子さんがよく手に持っているイメージがありませんか?
また、少し毛足が長くふわふわしたぬいぐるみってついつい撫でてしまいたくなるものですよね。

実はぬいぐるみは人の手垢や食べこぼしなどが付着しやすく、アレルギーの元となるダニやノミなどの恰好の餌となります。
その為、ぬいぐるみはダニにとっては住み心地がとても良い場所ともいえます。
特に小さいお子さんは何でも口にしがちなため、こまめにぬいぐるみをお洗濯して清潔に保ってあげることが必要なのです。

おうちでお洗濯できるぬいぐるみって?

さまざまなサイズや素材で作られるぬいぐるみ。
実はおうちでお洗濯できるぬいぐるみと出来ないぬいぐるみがあります。

ぬいぐるみの中身をチェック

お洗濯できないぬいぐるみは、下記の通りです。

・中身が綿でできていない物(マイクロビーズなど)
・電池や機械が入っているぬいぐるみ(オルゴールが鳴ったりするもの)
・凝った装飾がついたもの(布でできていない帽子をかぶっている、お花を持っているなど)

ぬいぐるみの外見もチェック

ぬいぐるみの外側の部分もよく確認しましょう。
革製品や、接着剤を使用しているぬいぐるみは型崩れや破損の原因となるためお洗濯はできません。

また、色の強いものも色落ちしてしまう可能性があるため注意が必要です。
色の強いぬいぐるみに関してはクリーニングができる場合があります。
クリーニング店で確認の上、お掃除してもらうのも一つの手です。

ぬいぐるみの大きさもチェック

さまざまな大きさがあるぬいぐるみ。
おうちでお洗濯できるぬいぐるみの大きさにも限りがあります。
大きすぎるぬいぐるみに関しては時間も手間もかかる上、きちんと乾かなかったり何かと難しいことが多いためお洗濯には向きません。

小さめから大きくて中くらいのサイズを目安にお洗濯するようにしましょう。

ぬいぐるみの洗濯に必要なものは?

ぬいぐるみの洗濯に必要なものは下記の通りです。

【洗剤・柔軟剤】
基本的には中性洗剤を使用しますが、小さいお子様が使うぬいぐるみは、赤ちゃん用の洗剤・柔軟剤(無添加の物)を使用すると一番良いです。
※赤ちゃん用の洗剤は弱アルカリ性のため、色落ちしやすいぬいぐるみへの使用は避けましょう。

【タオル2枚】
小さめのぬいぐるみでも洗濯時の水分をかなり吸ってしまうため、バスタオルがあると安心です。
※濃い色のぬいぐるみは色落ちしてしまう可能性があるため、小さいタオルに水をつけ色の濃い部分を軽くたたいてタオルに色が移らないかどうか確認することをお勧めします。

【ブラシ】
ぬいぐるみ専用のブラシもありますが、コートの埃を払う用のブラシでも代用可能です。

【深めのバケツ】
ぬいぐるみの大きさに合った少し深めのバケツ、ぬいぐるみが小さければお風呂場の桶でも代用可能です。

【ドライヤー】
ご家庭にある普通のドライヤーで問題ありません。
ドライヤーがあるほうが早く乾きます!

【洗濯ネット】
乾かす際に必要になります。枕を干すネットでも代用可能です。

ぬいぐるみのお掃除の仕方

それでは具体的なぬいぐるみのお掃除方法をみていきましょう。

1.ブラシを使ってぬいぐるみについた埃をとる
毛並みに添って撫でるようにやさしくブラッシングしてあげてください。
毛並みと逆にしてしまうとぬいぐるみを痛めてしまいます。

2.バケツにぬるま湯を入れ、洗剤を入れる
洗剤の量は小さいぬいぐるみであればキャップ半分くらいで大丈夫です。
ぬいぐるみの大きさによって洗剤の量を変えましょう。

バケツにお湯はぬいぐるみを痛めることのないよう、ぬるま湯を使います。(40度くらいあれば洗うときに自分も洗いやすいと思います。)

3.ぬいぐるみをやさしく押し洗いする
ごしごし強い力を加えて洗ってしまうと型崩れや中綿がつぶれてしまうため、やさしく押し洗いします。
毛足の長いぬいぐるみはお湯の中で毛並みに添って撫でるように気を洗ってあげましょう。

4.ぬいぐるみをすすいでいく
引き続きぬるま湯を使用し、お湯を変えながら押し洗いします。
大体3回~4回程度すすいでください。(お湯が泡立たなくなるまでしっかりすすぎます。)
ぬいぐるみにより、すすぎの回数は変わります。
シャワーで流しながらお湯を貯めて、すすいでいくと短時間ですすぎが終わります。

5.柔軟剤でふんわりさせる
柔軟剤はここで登場します。
ぬるま湯にキャップ半分くらいの柔軟剤をいれ、混ぜます。
20~30分くらいつけ置きして、洗い流します。

洗濯機は洗剤と柔軟剤を分けて入れますよね。
洗剤は洗いの時に投入され、柔軟剤はすすぎの直前に投入されるのです。
ぬいぐるみのお掃除も同じ要領で洗ってあげることにより、ふんわり感や型崩れの防止になります。

小さなお子さんが口に入れてしまう場合は、無理に柔軟剤を使用する必要はありません。
柔軟剤の代わりにお酢でも同様の効果があります。

洗い流しの際は軽く押し洗いしながら洗い流してください。

6.脱水する
脱水は洗濯機の機能を使用します。
洗濯機のコースで手作りコースを選び、脱水のみ行います。
脱水にかける時間は10秒ほどにしてください。
10秒以上行うと、中綿がずれ型崩れの原因になります。

7.乾燥させる
脱水が終わったぬいぐるみをバスタオルの上におき、軽く水分をふき取っていきます。
ヘアドライヤーを使用しぬいぐるみから少し離して乾かしていきます。
ある程度乾いたら、洗濯ネットに入れて陰干ししてあげましょう。

バスタオルでぬいぐるみの水分をふき取りながらヘアドライヤーで乾かすと早めに乾きます。
乾かすときはぬいぐるみの毛並みと逆に、毛を立てるように乾かしてあげます。
そうすると、ぬいぐるみがふんわりとしあがります。
また、ドライヤーの温風に当てすぎてしまうとぬいぐるみが痛んでしまう可能性があるため、こまめに冷風に変えて乾かすのがコツです。

洗濯ばさみで直接ぬいぐるみを挟んでしまうと跡がついて、ぬいぐるみが痛んでしまうので洗濯ネットを利用して乾かすことをお勧めします。

8.整える
完全にかわいたら、ぬいぐるみの形を整えてブラッシングし、毛並みをきれいに整えましょう。

お洗濯出来ないぬいぐるみはどうしたら良い?

それでは、お洗濯が出来ないぬいぐるみはどうすれば良いでしょうか。
方法が無い訳ではなく、中性洗剤を使用して拭き洗いしてあげた後、重曹を使ってお掃除する事が可能です。

重曹を使ったぬいぐるみのお掃除方法とは

クエン酸&セスキエコ洗剤

電池が入ったぬいぐるみや、お洗濯したいけど大きくて自分で洗うには難しい!そんなときは重曹と掃除機を使ってお掃除することができます。

重曹を使用する為、小さいお子さんが口にするようなぬいぐるみは避けましょう。

[必要な物]
・重曹
・ポリ袋
・掃除機

まず、ポリ袋にぬいぐるみを入れます。
そこにたっぷりと重曹を振りかけた後、ポリ袋の口をしっかりと締め、上下に振ったりぬいぐるみにもみこみます。
ぬいぐるみ全体に重曹がいきわたったら15分ほど放置します。

その後ポリ袋からぬいぐるみを取り出し、重曹をしっかりはたき落とします。
はたき落としたらぬいぐるみ全体の重曹を掃除機で吸い取ります。

○ポイント
重曹の残りが気になる場合は、霧吹きに酢水を入れてスプレーして中和します。
お酢は揮発性のため、成分が飛べばぬいぐるみににおいが残ることはありません。

大きいぬいぐるみの簡単保存方法

棚の上やラックの上に飾る大きめのぬいぐるみ、埃をかぶってしまうことが多いですよね?
そんな時は100円ショップでも手に入るグッズを使って保存するのがオススメです。

[必要な物]
・旅行用圧縮袋
・防虫剤

お掃除が終わったぬいぐるみを圧縮袋に入れ、防虫剤も1〜2個一緒に入れます。
あとは圧縮はせず、袋の口を締めれば完成です。

圧縮袋は透明で丈夫にできているので、中身もしっかり見えて埃をかぶらず清潔に保存することができます。
少しかさばってしまいますが、おすすめの保存方法です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はぬいぐるみのお掃除方法をご紹介しました。
みなさんの助けになれば幸いです!

参考/おすすめリンク

ぬいぐるみを重曹で洗う方法!ドライクリーニング、手洗いも重曹におまかせ | kufura(クフラ)小学館公式
ぬいぐるみの正しい洗濯方法を解説|ふわふわな仕上がりに|LIMIA (リミア)
ぬいぐるみの3つの洗濯方法とは?水なしの汚れの落とし方も! – 簡単 染み抜き クリーニング方法 (hateblo.jp)
ぬいぐるみについた黒ずみの落とし方。ママたちが試した方法|子育て情報メディア「KIDSNA(キズナ)」

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