お掃除と言えば掃除機を使ったり雑巾を使ったりするのが一般的ですよね。
実は、日常的に捨ててしまうものや、意外にも掃除に使える便利な物ってたくさんあるのをご存じでしょうか?
今回はお掃除するにあたって使える意外なものをご紹介していきたいと思います。
捨てないで!お掃除に使える意外な物

お掃除用品を使ってお掃除することは時短にもなりますし、手っ取り早く簡単に汚れを落とせるとあって必需品ですよね。
しかし、最近はいろんなものが値上がりし、買い物するにもどこが一番安いのかと考えながらチラシとにらめっこしている方も多いのではないでしょうか?
できることならお掃除にかかる費用を抑えつつ、家の清潔を保ちたい。
では、普段は捨てちゃうようなものを使ってお掃除してみるのはどうでしょうか?
①お酢
お掃除用品の代替品として一番使われるのがお酢。
どこの家庭にも大体常備してあるものなのでクエン酸がないときなどに使われることが多いです。
②塩
皆さんはバスソルトやソルトスクラブなどを使ったことはありますか?
人間の肌にも使えてさらにお掃除用品として使える成分です。
お塩も基本的にはどこのご家庭でも常備してあることがほとんどなのでスクラブとしてこびりついた焦げなどを落とす要領で使えます。
③歯磨き粉

普段私たちが使用している歯磨き粉には研磨剤が含まれています。
この研磨剤をうまく利用してお掃除に使うこともできます。
④柑橘系の皮
柑橘類の皮にはもともとクエン酸が含有しているので、クエン酸を使うお掃除にはもってこいのお掃除代替品です。
細かいところであればみかんやレモンの皮を使って、広範囲の場合はボロボロになるのを防ぐために分厚く大きい皮の柑橘類の皮を使用するのがおすすめです。
⑤じゃがいもの皮
じゃがいもには「サポニン」という天然の界面活性剤と呼ばれる、せっけんにもなる成分が含まれており、更に「デンプン」には曇り止めの役割を担ってくれる成分も含まれています。
⑥大根
大根に含まれている「ジアスターゼ」という成分は、デンプンやたんぱく質を分解する効果の他に、洗浄や漂泊の効果もあるので黄ばみ落としや衣服についてしまった血液などをきれいに落とすことができます。
⑦ほうれん草のゆで汁
ほうれん草にはアクが含まれているので、調理する際には一度茹でてから使用するのが一般的ですよね。
そのゆで汁を捨てずにお掃除に使用してみてはいかがでしょうか?
ほうれん草のアクには「シュウ酸」が含まれていて、この成分が染み抜きに効果があります。
この染み抜き効果を利用して、塩素系漂白剤を使わずにまな板の黒ずみを落としてみましょう。
※このゆで汁で落とせるのは醤油やコーヒーなどの水溶性のシミで、口紅などの油井のシミは落とせません。
⑧コーヒーやお茶の出がらし

茶葉や豆を挽いて抽出すると出がらしやコーヒーのかすなどが出ますよね。
じつはこれらもお掃除に役立ちます。
コーヒーのかす
コーヒーかすは消臭効果があるので消臭剤として利用するのはもちろん、乾燥させたコーヒーかすを柔らかい布や雑巾に包んでフローリングの床を磨くとツヤを出すことができますよ。
乾燥させたコーヒーかすが欲しいときは天日干しするのもいいですが、手軽に電子レンジで乾燥させることもできます。
出がらし
お茶の出がらしは消臭・抗菌の作用があります。
コーヒーかすと同じく古くなった茶葉を濡れた雑巾にはさんで床を拭いたり、出汁のパックに入れて靴の中やげた箱に入れて消臭するなどいろいろな使い道があります。
⑨米のとぎ汁
毎日ご飯を炊くのにお米のとぎ汁が出ますよね。
とぎ汁に含まれている油分が油を分解して浮かせる効果があります。
なので、とぎ汁を別のボウルやバケツなどに移しておき、食べ終わって洗わなければならない食器を入れて10分ほど浸けこんでおくだけでしっかり汚れが落ちます。
空のスプレーボトルなどに入れてお風呂の掃除に使うこともできますよ。
ただし、とぎ汁は長期保存には向きません。
使用するときじはその日のうちに使い切ってしまいましょう。
⑩小麦粉・片栗粉
小麦粉と片栗粉を毎日使っているというご家庭はあまりないのではないでしょうか。
まだそこそこ残っているのに捨てなければならない小麦粉や片栗粉はお掃除に使ってしまいましょう。
小麦粉
小麦粉は油を吸着する働きがあるのでコンロなどのお掃除に使えます。
片栗粉
片栗粉は黒カビのお掃除に使えます。
黒カビのお掃除に使いたい場合は塩素系漂白剤と1対1で混ぜ合わせてペースト状にします。
⑪コーラ

実はコーラにはクエン酸が含まれています。
その他に炭酸も大量に含まれているので、トイレの黄ばみや黒ずみ汚れを落としたい時や金属のさび落としにもコーラが活躍してくれます。
クエン酸はアルカリ性の汚れやさびを中和する力を持っています。
コーラの種類によってはクエン酸が入っていない商品もあるので、掃除に使いたい場合は成分をしっかり確認しましょう。
フライパンやお鍋の底の焦げ付きなどを落としたい時はコーラに歯磨き粉を混ぜるときれいに落とせますよ。
まとめ
お掃除に使える意外なものについてご紹介しました。
皆さんはどれを試してみたいですか?
お掃除用品の節約にもなるので是非試してみてくださいね!