幼稚園や小学校で欠かせない上履き。
この上履きですがなぜかものすごく汚れて戻ってくる上に洗っても洗っても落ちない汚れがついていたり、だんだん汚れが蓄積して真っ白だったものが少し黒ずんできてしまったりしますよね。
今回はそんな上履きの汚れの落とし方についてご説明します。
上履きに付着している汚れとは
上履きにはさまざまな汚れが付着しています。
例えば臭いの原因になる汗や、教室などに落ちている細かい埃に給食時に落ちた食べこぼし、絵具や外から運ばれてきた砂など洋服に着く汚れとは比べ物にならないほど上履きには汚れが付着しています。
また、洗っても洗っても最初の真っ白な靴の状態に戻らずなんだか黄ばみが気になる時は洗い方に問題があったりします。
そんな汚れについて少し詳しく説明していきます。
①一番気になる!靴の臭い
上履きと言えど毎日履いている靴なので外で履いている靴とほとんど変わりがありません。
そんな上履きの臭い気になりませんか?
その臭いの原因になっているのが足から出る汗なんです。
では、一日に足からどのくらいの汗が出ているか皆さんはご存じでしょうか?
実は「コップ一杯程度」の汗が足から出ていて、コップ一杯程度の汗が靴下を介していながらも上履きにもしみ込んでしまいだんだん蓄積していった結果雑菌が繁殖し臭いの原因となってしまっています。
②上履きに着いた泥や砂の汚れ
学校などの施設内は広く、多くの人が出入りすることからどうしても砂や泥が外部から持ち込まれがちで掃除をしてもすぐに汚れてしまいます。
その汚れの上を歩いたり、体育館に続く外廊下を歩いたりすると上履きの裏側に汚れが付着し誤って片足の上を片足で踏んでしまうことがあるとすぐに上履きが汚れてしまいます。
③上履きの黄ばみ
上履きの黄ばみは実は上履きを洗った際の洗剤が紫外線に当てられてしまうことで上履きの黄ばみに繋がってしまいます。
つまり、この黄ばみはしっかりすすぎがしっかりできていないことと良く乾くからと洗った後直射日光の当たる場所で上履きを干していませんか?
すすぎ残しがある場合アルカリ性の洗剤が紫外線に当てられることで黄ばみの原因になってしまいます。
干すときは日陰の風通しの良い場所がおすすめです!
上履き汚れの基本の落とし方
[準備するもの]
・上履きを洗うブラシ
・中性洗剤
・バケツ
・ゴム手袋
・お湯
①水仕事なので手が荒れないようにゴム手袋をはめましょう。
②上履きの中に入ってしまっている埃やゴミを取り除きます。
③上履きの外側のゴミもはたいて取り除きます。
④水洗いします。
お湯の方が汚れが落ちるので30~40くらいのぬるま湯で洗っても良いでしょう。
⑤洗剤を使って汚れを落としていきます。
洗剤をつけるのは上履き本体にではなくブラシに着けるようにしましょう。
⑥洗剤が残らないよう流水でしっかりと洗い流します。
上履きの頑固な汚れ落とし
[準備するもの]
・上履きを洗うブラシ
・中性洗剤
・酸素系漂白剤
・バケツ
・ゴム手袋
・お湯
①水仕事なので手が荒れないようにゴム手袋をはめましょう。
②上履きの中に入ってしまっている埃やゴミを取り除きます。
③上履きの外側のゴミもはたいて取り除きます。
④水洗いします。
お湯の方が汚れが落ちるので30~40くらいのぬるま湯で洗っても良いでしょう。
⑤洗剤を使って汚れを落としていきます。
洗剤をつけるのは上履き本体にではなくブラシに着けるようにしましょう。
⑥洗剤が残らないよう流水でしっかりと洗い流します。
⑦着け置き液をつくります。
バケツに2ℓの水を張り、酸素系漂白剤を10g溶かします。
※酸素系漂白剤の量は使用量を守って使いましょう。
⑧上履きを着け置き液に着けておきます。
大体1~2時間ほどつけておきます。
⑨つけ終わったらしっかり流水ですすぎます。
アルカリ性の洗剤が残っていると黄ばみの原因になるので洗剤が残らないようにしっかりと洗い流します。
⑩水分をしっかりと切って風通しの良い日陰で干しましょう。
頑固な汚れを落とそうと塩素系漂白剤(ブリーチなど)を使って落とすのは上履きの外側についているゴムのラバーが傷んでしまいますので、漂白剤を使うときは酸素系漂白剤を使うようにしましょう。
また、上履きを干すときは針金製のハンガーの両端をまげて上履きが掛かるようにすると場所も取らず干しやすくなります。
上履きの汚れ対策
毎週持ち帰ってくる上履きですが6年間以上使う場合もありサイズアウトならまだしも汚れただけで買い替えるのももったいないので、できるだけきれいな状態を保っておきたいですよね?
汚れができるだけつかないよう予防することができるのを皆さんはご存じでしたか?
上記の防水スプレーですが一つ持っておくだけでお子様の持ち物などにかけて汚れを防ぐこともできるので大変便利ですよ。
防水スプレーは使う寸前に吹きかけるのではなく、前日に吹きかけてなじませておくのがコツです。
まとめ|上履きは週に一度は洗おう
上履きには汚れのほかにもさまざまな菌も付着しているので、週に一度は必ず洗うようにしましょう。
お子様が小学校に上がったら自分で洗うように教えてあげてもいいかもしれませんね。
参考/おすすめリンク
・黒くなった上履きが真っ白に!3分でわかる簡単にできる洗い方とは?|ユアマイスター
・上履きや上靴の洗い方!ガンコな黒ずみをラクに落とす洗濯術!|コジカジ
・家事の裏ワザ!上履きを真っ白に洗う方法|サンキュ