キッチンクリーニング

製氷機のお手入れ方法は?簡単掃除で清潔さキープ|カビや汚れ対策

製氷器のお手入れ方法ってなんだか難しそうって思ってしまいますよね。

しかし夏が近づいて段々気温が上がってくると、欲しくなってくるのは冷たいもの。
最近では幼稚園や学校、職場にもマイボトルをもって通学通勤している方も多くなり、中の飲み物の冷たさをキープするために氷を使う機会も増えてきます。
冬の間はあまり使うことがなかった製氷機の出番が増えてくる前に、一度製氷機のお手入れをしてみませんか?

製氷器の仕組み

製氷器の掃除方法を知るには、まず製氷器の仕組みを理解しておくと掃除もしやすくなります。
皆さんはご自宅の冷蔵庫に備え付けられている製氷機の仕組みをご存じでしょうか?
製氷機は大まかに3つの大きなパーツに分かれています。

① 給水タンク
② 製氷皿
③ 貯氷タンク

① の給水タンクは皆さんご存じの冷蔵庫の下の方にある取り外しができるお水を入れるケースのことです。
冷蔵庫で作る氷のお水はこの貯水タンクに入れたお水を吸い上げ、冷蔵庫内の管を通り②の製氷皿へと移動します。製氷皿に移ったお水が冷やし固められ氷になると③の貯氷タンクへと落ちていく仕組みになっているのです。

私たちが目に見えてしっかりお掃除できるのは①の給水タンク部分だけと思われがちで、給水タンクはきれいにできていても冷蔵庫内の管の部分は私たちではお掃除することができません。

このお掃除できない管の部分にカビや汚れなどが発生してしまうと、せっかく給水タンクがきれいになっても汚れた管を通ってきたお水で氷を作っているのできれいな状態の氷ではなくなってしまっているのです。

それでは、私たちが取り外してお掃除できない冷蔵庫内の管はどうやってきれいにすればよいのでしょうか?

製氷器のお手入れ方法

最近では、製氷機の仕組みを利用した製氷機専用のクリーナーが販売されているのでそちらを利用するのも一つの手です。
製氷機のお掃除中は赤い色の氷が作られたり、製氷機の掃除中であることを示す張り紙が同封されていたりするので間違って使ってしまう心配がないのでうまく活用してみましょう。

もちろん、上記のクリーナーがなくてもお家にあるもので製氷機をお手入れしていく方法もあります。
製氷機のお手入れ方法の紹介に入りたいと思いますが、お掃除前にお家の人たちが誤って清掃中の製氷機を使うことがないように注意喚起を必ずしましょう。

冷蔵庫に直接製氷機清掃中の旨、使用することがないよう張り紙をするのが一番わかりやすいかと思います。
特に小さいお子様がいるご家庭では注意するようにしてください。

貯水タンクのお掃除

給水タンクは氷を作るためにお水を入れておく場所になるため、加湿器と同じくケースや部品にぬめりやカビが発生しやすくなっています。

【必要なもの】
・スポンジ
・中性洗剤(食器用洗剤)
・歯ブラシ※汚れがひどい場合

① 給水タンクのふたを外し、外せるパーツは外して中性洗剤をつけたスポンジで洗っていきます。
※製品によってはフィルターがあるので歯ブラシで優しく磨いてあげるときれいになります。
※細かい部分の汚れがひどい場合は歯ブラシなどを使って落としていきましょう。

② 洗剤が残らないようにしっかりと流水で流し、しっかり乾燥させましょう。

冷蔵庫内部のお掃除

冷蔵庫内部の管のお掃除はクリーナーを使うときと同じく、貯水タンクに入れる清掃用水に色をつけておくとお掃除が完了しているか否かがわかりやすいのでお勧めです。

【必要なもの】
・クエン酸又はお酢(クエン酸なら大さじ一杯 お酢の場合は水道水とお酢の割合を2:1にする)
・食紅 付属のスプーンで2分の1杯
・水 300ml

①まず貯氷タンクに残っている氷を出しておきます。

②給水タンクについているフィルターを外します。

③クエン酸と水、食紅がある場合は食紅を入れしっかりと溶かします。
※冷蔵庫内部にクエン酸の成分を残さないためにもしっかり溶かしてください。

④清掃用水を給水タンクに入れ製氷します。

⑤水がなくなったら給水タンクに通常のお水を入れ、色のついた氷が出てこなくなるまで製氷を続けます。

⑥クエン酸が洗い流され、氷に色がつかなくなったらお手入れが完了です。

クエン酸などを使うのが心配な場合はお酢を使って同じようにお掃除することも可能ですが、お酢を使う場合お酢のにおいが残ってしまう場合があります。
お酢の臭い残りが気になる場合はクエン酸を使ったお掃除方法がおすすめです。

貯氷タンクのお手入れ方法

貯水タンク、冷蔵庫内部のお手入れが終わったら最後に必ず貯氷タンクもお手入れしましょう。
せっかく清潔な氷ができるようになっても貯氷タンクが汚れていたら台無しです。

【必要なもの】
・柔らかいスポンジ又は柔らかいタオル

①貯氷タンクに残っている氷を取り出します。

②貯氷タンクが取り外せる場合は取り外して水洗いします。
取り外しができない場合はそのままスポンジやタオルでタンク内を拭いてあげましょう。

洗剤は貯氷タンクのコーティングをはがしてしまう恐れがあるため洗剤は使わずに水洗いをすることをお勧めします。

製氷機のお手入れ頻度はどのくらい?

製氷機は冷蔵庫の下の段や端の方にあることが多いため、お手入れが行き届かないこともしばしば。
お水を入れて置いておくだけの製氷機はカビが発生しやすくなっていることもあり、製氷機を使っている間は清潔な氷を作り続けたいものですよね?
それではどのくらいの頻度でお手入れしてあげるのがベストなのでしょうか。

製氷機を使っている間は手間にはなりますが週1ペースでお手入れしてあげることが大切です。
カビの発生を防ぐことが第一になりますので貯水タンクをしっかりと水洗いしてあげるだけでも全然違うので製氷機を使っている間はこまめに洗って清潔にしておくことが大切です。

冬場など製氷機を使う機会がない場合は製氷の機能を停止させましょう。
使わない氷をずっと残したままにしておくとカビの発生につながるので貯水タンクの水を捨て、各パーツを外してしっかりと乾燥させてから元に戻すか、直射日光の当たらない場所に保管しておきましょう。

製氷機に入れる水は水道水で大丈夫?

製氷機で作る氷はできれば清潔で体に害のないお水で作りたいと思う方が多いと思います。
その時に水道水ではなくミネラルウォーターを使って作るという方もいると思いますが、ミネラルウォーターには水道水の雑菌を防ぐために含まれている塩素が含まれていません。

つまり、ミネラルウォーターで作られた氷は体に害はないものの雑菌が繁殖しやすい状態にあるということなので、長期間放っておくとカビが発生しやすくなります。
製氷機で氷を作った氷はたくさん作っていろんな人が使えるようにしておくことが多く量もたくさん作ってしばらくの間そのまま置いておくことが多いですよね?

製氷機で氷を作る際はミネラルウォーターではなく水道水を使って氷を作ることをお勧めします。

製氷機を清潔にして夏を迎えよう

これから夏に向けて今よりももっと気温が上がってきます。
熱中症にならないために冷たい氷は必須になってくるので今のうちに製氷機を清潔にしてきれいな氷をすぐ使えるようにしておきましょう!

キッチン全体も清潔に

製氷器だけでなく、キッチンの水回りや換気扇なども綺麗に掃除したい!という方は、プロのハウスクリーニング業者に任せるのもオススメです。
自分で掃除するよりも綺麗にしてくれますし、空いた時間は他の事に有効活用出来るのもメリットです。

キッチンクリーニングの詳細はこちら

参考/おすすめサイト

製氷機はどのように掃除する?メーカーごとの掃除方法まで徹底解説|ミツモアMedia
実は意外と汚れている!自動製氷機の汚れを洗剤一本で落とす掃除方法|トクバイニュース

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