ここ数年でブームとなった後宮食パン、皆さんはもう食べましたか?
そんな食パンを調理する道具としてトースターを使用しているご家庭も多いのではないでしょうか。
食パンを焼いて食べると中はふんわり、外はカリカリでとてもおいしいですよね。
しかし、外がカリカリになる分パンくずも出やすく気がつかないうちにパンくずがたまっていたり今は冷凍食品などもトースターを使う場合があり様々な調理ができるようになっています。
今回はそんなトースターのお掃除について説明していきます。
トースターが汚れる原因とは
皆さんはトースターを使ってパンを焼く以外に使うことはありますか?
基本的にはパンを焼く機会が圧倒的に多くなりますが、ドリアやグラタンなどを作る時にトースターを使って調理する方もいますよね。
そんなトースターが気づかないうちに汚れてきてしまう理由は何なのでしょうか?
パンくずなどの食材カス
トースターは網を使っているのでどうしても網目からパンくずがそこに落ちてしまいます。
他にもトースターを使っておもちを焼いたりすると網目におもちがくっついてしまったことはないでしょうか?
そんな食べ物の食材カスが底に溜まり、繰り返し焼かれることで焦げついてしまったり、悪臭の原因となってしまいます。
飛び散り汚れ
ドリアやグラタンなど少し長い時間焼かなければならない料理などはトースターの側面に汁気が飛び散りやすく、こびりついてしまうと落とすのが難しい汚れになってしまいます
トースター外側の汚れ
トースターのふたを開けるのに取っ手をつかむのは必須になるためそこに手垢がついていたり、コンロの近くに置いている場合は油汚れや、置き場所が少し高い位置などにある場合は埃がたまりやすくなっています。
その埃に油汚れが付着するとベタ付きの原因となり、落としにくい汚れの原因の一つとなってしまいます。
こういったトースターの汚れの原因となるものをそのまま放置して使用し続けると火災につながる恐れもありこまめなお掃除が必要になってくることがわかります。
早速お掃除してみよう
トースターのお掃除で必要なものを準備していきます。
【準備するもの】
・セスキ炭酸ソーダ(クエン酸でも対応可能)
※セスキ炭酸ソーダを使用した方が成分の値が高いため効果的になりますが、素手で触るのは危険なため絶対にゴム手袋をつけてお掃除するようにしましょう。
・柔らかい布やタオル
・キッチンペーパー
・スポンジ
・歯ブラシ又はヘラ
・ゴム手袋
①トースターの外せる部品はすべて外し、パンくずトレイなどにのっているパンくずは落とします。
②ぬるま湯500ccに対し、セスキ炭酸ソーダ小さじ2分の1の割合で混ぜ合わせ炭酸ソーダ水を作っておきます。(クエン酸を使う場合は水200ccに対し小さじ1杯をいれクエン酸水を作ります。)
③パンくずトレイや網はセスキ炭酸ソーダがかかると変色してしまうため、食器用洗剤で洗い流していきます。
焦げ付き汚れがひどい場合は歯ブラシやヘラを使って落とします。
洗剤の力だけではなかなか落ちにくい焦げ付き汚れを先に除去しておくことで洗剤の使い過ぎを防ぐことができます。
④次にキッチンペーパーにセスキ炭酸ソーダ水又はクエン酸水をしみ込ませて全体的にパックしていきます。
⑤10分から20分ほどパックをした後汚れの気になる部分をそのままキッチンペーパーで拭き取るか歯ブラシかスポンジで擦ります。
⑥最後に柔らかいタオルや新しいキッチンペーパーを使用してトースター内部・外部に残った水分を除去し、しっかり乾燥させましょう。
トースター掃除の注意事項
トースターには電熱線や傷のつきやすい素材でできていることがほとんどな為、お掃除の際には注意する点がいくつかあります。
①電熱線の取り扱い
ほとんどのトースターには上と下にオレンジ色に光る電熱線が使われています。
この電熱線は構造上温度の変化や外側から加えられた力に非常に弱い性質があります。
お掃除する際には必ず電熱線がしっかりと冷えていることを確認し、電熱線に汚れが付着していた場合は力を入れて擦るのではなく、セスキ炭酸ソーダを使って汚れを落とし優しく汚れを落とすようにしましょう。
②トースターは火を使っているのと同じ
シンナーやベンジンを使用するのは大変危険ですのでやめましょう。
電熱線を使っているとは言え、ほとんど火を使っているのと同じなので使う洗剤を誤ると最悪火災につながる可能性があります。
③重曹は使わない
キッチン回りのお掃除要因として欠かせない重曹はトースター掃除には不向きなのでやめましょう。
トースターはアルミの素材を使っている物がほとんどな為表面を傷つけてしまうのでトースター掃除には不向きな洗剤になります。
また、重曹だけではなく金タワシやクレンザーなど焦げ付き汚れを落としやすくする研磨剤が含まれたものは本体を傷つけてしまうので使用を避けてください。
トースターは清潔に!
キッチン回りの掃除の中では少々気を使うことの多いトースターのお掃除ですが、トースターの性質をしっかり理解しておけば清潔に保つことができます。
清潔で衛生的なトースターを使ってよりおいしいお料理を作っていけるといいですね。
参考/おすすめサイト
・オーブントースターの掃除方法を解説!焦げや汚れの落とし方、掃除しやすいタイプも紹介|nojima
・用意する道具は5つ!「トースター掃除」のやり方&ポイントまとめ|macaroni