エアコンクリーニング

エアコンクリーニングはいつやるべき?カビ発生の仕組みから見る最適時期

エアコンクリーニングってどの時期に頼むのがベストなのか、迷いますよね。
そこで今回はエアコンクリーニングを依頼する最適な時期について、ご紹介したいと思います。

エアコンクリーニングに最適なのはシーズン前

エアコンクリーニングを頼むのに最適な時期は、冷房を使い始める前です。
大体梅雨の前後から冷房を使い始めるご家庭も増えてくることでしょうから、大体5月か6月に頼むのがオススメです。

梅雨時にはエアコンを掃除したい

そもそもエアコンが汚れる(=カビが発生する)のは、冷房と除湿機能を使用した時です。
実はカビが発生しやすい環境というものがあって、それは温度が約5度~35度程度の間で、湿度は80%程度という、とても広い守備範囲なのです。

という事は、一般的な家の中の温度は常にカビの発生条件を満たしてしまっています。
また、湿度についても梅雨時なら満たしてしまいますし、冬だとしても加湿器の過剰使用によってカビの発生条件を満たしてしまいます。

結局は、家の中に設置しているエアコンのほとんどはカビ発生の条件から逃れられないことになります。
だからエアコンクリーニングが必要になってくるんですね。

なぜ冷房・除湿でカビが発生する?

そもそも何故冷房や除湿の時にカビが発生するのでしょうか。
それは、冷房や除湿の時だけエアコンの内部に水が発生するからです。

冷房は、エアコン内部にある”熱交換器”といわれる部品を冷やし、その部品の網状の隙間に風を通すことで空気を冷やすという仕組みになっています。
この空気の中には水蒸気(湿気)が含まれており、これが冷やされることで水になります。

コップに冷たい水を入れた時に、コップの外側に水滴がつくのと同じ状況ですね。

これと同じ原理で、エアコンの内部で水ができてしまうのです。
部屋の空気を冷やせば冷やすほど水が出てくるのですが、熱交換器からしたたり落ちた水は、一旦エアコン室内機の中にある”ドレンパン”といわれる箇所に溜まっていきます。
そしてドレンパンに繋がっている排水ホースを通じ、屋外に排出されていきます。

熱交換器やツユ受けについた水はゆっくり外に流れ出ていくので、冷房を止めてもエアコンの中にある水はすぐに流れて無くなる訳ではありません。

また、エアコンが吸い込む空気は部屋の中のホコリや雑菌なども一緒に吸い込んでいます。
エアコン内部で発生した水は、かなりの時間とどまっています。

たまった水は、1日や2日ではなかなか乾きません。
そして一般的には乾かないうちにまた冷房をかける、という事が繰り返されることになります。

そして冷房を切った室内はすぐに温度が上がっていきます。

特に夏の昼間なんて、あっという間に温度が上がりますよね。
しかも、エアコンの設置場所は天井近くの高い位置にあるので、真っ先に温度が上がっていきます。

こうして“高温多湿のカビの楽園“が出来上がるので、冷房を使うとカビが繁殖するのです。
これに対して暖房運転の時は、部屋全体を温めるのでエアコン内部はカラカラに乾燥しているので、カビが生える事はありません。
これが、冷房の時だけカビが生えるという理由です。

まとめ|エアコンクリーニングはお早めに!

いかがでしたでしょうか。
今回はエアコンクリーニングを頼むのに最適な時期とカビ発生の仕組みについて、ご紹介しました。
是非この記事をエアコンクリーニングのご参考にして頂ければ幸いです。

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