日中は暖かくなってきたとはいえまだまだ朝晩は冷え込みますよね。
また、春特有の急な寒の戻りを懸念すると暖房器具の使用頻度はもう少しありそう。
そんな暖房器具の中でも灯油を使う暖房器具もあり、灯油の給油時にうっかりこぼしてしまった!なんてこともありますよね。
今回はそんな灯油の正しいお掃除方法をご紹介します。
まず最初にやること

灯油をこぼしてしまったらまず最初にしっかりと拭きとってしまいましょう。
引火という2次災害を防ぐため、まず最初にふき取ってしまいます。
また、灯油がずっと残った状態になっていると灯油特有の匂いで気分が悪くなる場合があるので灯油をこぼしてしまったら忘れずに換気も一緒に行います。
灯油は液体では引火せず、揮発性もガソリンに比べると低いため引火性が低いエネルギーとして有名ですがこぼしてしまった場合、放置するのは推奨できません。
正しいお掃除方法

お掃除をする前にまずコンロや火気器具を使用していた場合はすぐに使用を停止し、換気をしてからお掃除をしましょう。
乾いた雑巾や新聞紙を使う
そこまで多くない量であれば乾いた雑巾や新聞紙をこぼした場所に敷いて、染み込ませて捨ててしまうのが一番早くお掃除ができる方法です。
粉末に吸収させる
料理用油の処理をするときに小麦粉を使う方もいますよね?
同じように小麦粉などの粉末を使って灯油を吸収させるという方法も使うことができます。
絨毯やカーペットにこぼしてしまったら
こぼしてしまった場所が布製品だった場合、焦らずに決してこすらないようにしてください。
- 新聞紙や乾いた柔らかい布を複数用意する
- こぼしてしまった部分に新聞紙や布を被せ、上から軽くたたくようにして灯油を吸わせます。
- 染み込んでしまう前に新聞紙や布を取り換えながら濡れなくなるまで繰りかえしていきます。
- その後に丸洗いできるものであればしっかりと丸洗いし、できないものの場合は水で薄めた中性洗剤で灯油をこぼしてしまった個所を叩くように洗います。
- ある程度落ちたらお湯に浸したいらない布で水拭きしてしっかりと乾燥させてください。
フローリングにこぼしてしまったら
フローリングにこぼしてしまった場合、フローリングの種類によってはこぼしてしまった部分だけ色が薄くなってしまうこともあるので注意してください。
- 新聞紙やいらない布を複数用意します。
- こぼしてしまった灯油の上に新聞紙や布を被せて上から軽くたたくように灯油を吸わせます。
- フローリングにこぼしてしまった場合、ワックスが剥がれてしまうので専用の洗剤で洗った後にワックスを塗りなおした方がよいでしょう。
玄関先などのタイルにこぼしてしまったら
灯油の保管先として玄関先で保管しているというご家庭も多いのではないでしょうか?
- 新聞紙や乾いた布を被せて上から軽くたたくように灯油を吸わせます。
- その後に中性洗剤などを使って洗い流してしまえば匂いも残りにくく玄関のお掃除にもなるので一石二鳥です。
- 灯油を吸わせた新聞紙などはそのまま可燃ごみに出して問題ないので安心してくださいね。
- 匂いを早くとりたい場合は換気に加えてお茶の出がらしや市販の消臭剤を使用するもの効果的です。
まとめ
エアコンやオイルヒーターなど暖房器具も様々増えてきましたが、まだまだ灯油を使うストーブを使っているというご家庭も少なくありません。
いくら気を付けていても、うっかりこぼしてしまうこともあるかもしれません。
そんな時は慌てずに対処できるようにしておきたいですね。