お掃除テクニック

腕時計のお手入れ方法は?汚れ落とし・簡単掃除方法

皆さんは腕時計を使っていますか?
スマートフォンの普及で腕時計は必要ないという方もいると思いますが、おしゃれなものからかっこいいものまでデザインの幅が広く実用的な使い方ではなくおしゃれとしてブレスレット代わりに使っている方もいるのではないでしょうか。

今回はそんな腕時計のお手入れ方法についてご紹介します。

腕時計にはどんな汚れがつく?

腕時計はその名の通り腕につけて肌身離さず密着させていることが多いものです。
つまり時計の内側は直接肌にふれている時間が長いということになり、皮脂や汗が直接つきやすくなっています。
また、女性でも男性でも最近はハンドクリームを使っているのが普通ですよね?
皮脂や汗以外にもそういった油分を使った汚れが腕時計には付着しやすく、眼には見えなくても意外と汚れが蓄積しています。

また、その皮脂や汗油分に交じって外で使うことが多い腕時計には、細かい埃や服の繊維などが腕時計の汚れとなってつきやすくなっています。
そういった汚れが蓄積することで腕時計自体の動きが悪くなったり、においが発生してしまう原因の一つになり、最悪皮膚の弱い方などはアレルギー反応を起こしてしまうこともあるため、腕時計はこまめにお手入れすることが大事です。

腕時計の落とせる汚れと落とせない汚れ

腕時計と簡単に言っても腕時計は非常に繊細な作りをしています。
そのため、自分で落とせる汚れと落とせない汚れがあり無理に汚れを落とそうと分解すると元に戻せなくなったり故障の原因になってしまう場合があります。
それではどこの汚れなら自分でできるのでしょうか。

自分で落とせる場所

腕時計本体の目に見える汚れは自分で落とすことができます。
少し細かく言うと腕時計のバンドの部分や腕時計の外側部分です。

自分で落とせない場所

腕時計の内側部分です。
細かく言うと文字盤本体などは精密なつくりをしているため専門の業者にお手入れをお願いするのが無難です。

腕時計の素材

腕時計はさまざまな素材で作られています。
特に今は腕時計のバンドの部分の種類がおしゃれになり様々な素材を使って作られています。
その素材によってお手入れ方法が異なってくるため誤った方法でお手入れしないように気をつけながらお手入れを進めましょう。
そんなバンド部分をどのようにお手入れするべきなのか、一部にはなりますが細かく見ていきましょう。

金属(チタン・ステンレス)のバンド

金属の素材を使って作られた腕時計の汚れはできるだけ早めに落としてあげましょう。
皮脂や汗などの汚れを放置することで雑菌が繁殖しやすくなり、最悪金属アレルギーを起こしてしまう可能性が高くなってしまいます。

[準備するもの]
セーム革又はマイクロファイバー
柔らかめの歯ブラシ
乾いた布や柔らかいタオル
綿棒
専用のクリーナー

腕時計は静電気やほこりなどが大敵で、マイクロファイバーやセーム革は静電気が発生しないため腕時計のお手入れにはぴったりです。

1.綿棒を少し濡らし、乾いた布の上に腕時計を置いて時計の汚れを落としていきます。

2.専用のクリーナーを吹きかけて数分待った後、乾いた布で拭いていきます。

3.マイクロファイバーやセーム革を使って仕上げに拭き上げていき、細かい汚れが隙間に入り込んでいる場合は柔らかい歯ブラシを使って取り除いていきましょう。

腕時計によっては防水機能がついている物もあるので、そういった機能がついた腕時計であれば超音波洗浄機を使っての洗浄もお勧めです。

レザー(革)

レザーは水分に大変弱くさらに強い光にも弱くなります。
しかし、夏場に腕時計をしていたら腕時計をしていた部分に汗をかいてしまったり、ついついそのまま汚れを放置したことでバンドの革部分がひび割れてしまったという経験をされた方もいるのではないでしょうか。
そんな難しい素材ではありますが、不具合を起こすことがないようにしっかりお手入れしてあげれば長く愛用することも可能です。

[準備するもの]
柔らかいタオルや乾いた布
革ベルト専用の消臭スプレー

1.まずは水にぬれたり汗をかいた後はしっかりと腕時計に付着した水分を取り除きます。
注意点は強くこすってしまわないように、あくまで吸水性の高い布やタオルを使って水分を吸い取っていきます。

2.まだ汚れが気になる場合は、水気をしっかりと絞ったタオルを使って汚れをタオルに吸着させます。
汚れを取り除いた後は専用のスプレーを使ってしっかりと自然乾燥させます。

革のベルトを使っている腕時計は2週間に1度はお手入れしてあげることが望ましいです。

シリコンやウレタン

シリコンやウレタンはお手入れがしやすい素材ではあるものの、直射日光などの強い光や温度変化には大変弱い素材です。
更に、長時間の直射日光はシリコンやウレタンの色落ちの原因になってしまうので、保管の際には直射日光の当たることがないよう保管することが大切です。

[準備するもの]
乾いた布や柔らかいタオル
セーム革や眼鏡ふきなどのクロス
中性洗剤
※中性洗剤は汚れがひどい場合に使用します。

1.まずは水分をしっかりと除去するために乾いた布やタオルで水気をふき取ります。

2.水気をふき取った後もしっかりとセーム革やクロスで本体を拭きます。

3.汚れや匂いが気になる場合は中性洗剤を水で5倍ほどに薄め、本体に水分が入らないように気をつけながら柔らかい布やタオルで丁寧に汚れを落とし、真水で洗剤が残らないように洗ってしっかり乾燥させます。

そのほかの細かい部分のお手入れ

腕時計の中身は本当に繊細にできています。
興味本位で分解してしまうと元に戻せなくなってしまうほど細かいパーツで構成されていたり、爪楊枝などでごみをかき出そうとして逆に細かいゴミなどが入り込んで動かなくなってしまうこともあります。
そのため、腕時計の外側部分はセルフでお掃除ができても中身の部分をセルフでお掃除するのは避けて、専門の業者さんにお願いした方が無難です。

腕時計お掃除頻度

お気に入りの腕時計を長い間愛用していくにはセルフメンテナンスのみならず、業者さんへお願いしてのメンテナンスも必要です。
セルフメンテナンスは日ごろからこまめに、日常的に行う必要がありますが業者さんへのメンテナンスは3~5年に一度お願いしてお手入れとともに不具合がないかどうかを見てもらうようにしましょう。
時計が動かなくなってから業者さんへもっていくことが多いかと思いますが機械式の腕時計の場合は動かなくなってからお店に持ち込むのはあまりよくありません。

激しい遅れや進み、ガラスの内側に曇りが出て文字盤が見にくくなるなどの不具合が出ている場合はできるだけ早めにメンテナンスしてもらいましょう。

まとめ|こまめな手入れで綺麗な腕時計を維持しよう

いかがでしたでしょうか。
今回は腕時計のお手入れ方法についてご紹介しました。
ご参考になれば幸いです。

参考/おすすめサイト

【腕時計のお手入れ方法】自宅でできるお手入れ&あると便利なおすすめグッズ|五十君商店
腕時計はクリーニングで蘇る!家にあるもので傷めずできるって本当?|ユアマイスタースタイル
時計のベルトやケースの洗浄方法をご紹介!自分で行う際の注意点|腕時計本舗

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