皆さんのご家庭は縦型式の洗濯機ですか?ドラム式ですか?
近年ではドラム式洗濯機を利用されている方が増えてきていますが、まだまだ縦型式の洗濯機を使っているご家庭も多くありますよね。
今回はそんな縦型式洗濯機専用の黒カビ掃除方法についてご紹介します。
洗濯したのに黒いわかめ・・?このゴミ何なの?

縦型式洗濯機でありがちなのが、長年使っていくうちに洗濯したのになぜかわかめのような黒いゴミが付いてくることです。
この黒いわかめのようなゴミは洗濯槽の裏側に繁殖した黒カビです。
この黒カビは湿気や洗剤を栄養にしてどんどん繁殖していくのが特徴で、洗濯槽の裏側や脱衣所、お風呂場などは繁殖に絶好の場所なのです。
黒いわかめのようなゴミや、洗濯したのになぜか洗濯物が臭うなどの不具合が現れたら洗濯槽にカビが繁殖している合図だと思ってお掃除が必要だと考えてくださいね。
洗濯槽の黒カビを撃退!「酸素系漂白剤+お湯ストップ法」とは

縦型式洗濯機の黒カビを撃退するのは実は難しそうに見えて簡単です。
難しい道具は一切不要で、ドラッグストアで手に入る酸素系漂白剤とお湯を使うだけで簡単に実践できるんです。
酸素系漂白剤+お湯ストップ法とは
市販の酸素系漂白剤(過酸化水素ナトリウム)を使って、洗濯槽に40~50℃のお湯をためてつけ置きする方法です。
ポイントは洗濯機を一時停止して漂泊成分をしっかりいきわたらせること。
これによって私たちの目に見えない洗濯槽の裏側の黒カビを根こそぎ分解してくれます。
酸素系漂白剤+お湯ストップ法の手順
- 洗濯槽にお湯を貯める
- 酸素系漂白剤を入れる
- 選択コースを回し、途中でストップ
- 再び運転→汚れを排出
- 仕上げのすすぎ運転
1.洗濯槽にお湯を貯める
40~50℃のお湯を【高水位】まで入れます。
おふろの残り湯を利用すると節約にもなるのでお勧めです。
2.酸素系漂白剤を入れる
市販の酸素系漂白剤を、洗濯槽一杯のお湯に対して約500g(1カップ強)ほど入れます。
3.選択コースを回し、途中でストップ
「洗いコース」を数分間廻した後に一時停止し、そのまま3~6時間放置します。
これがお湯ストップ法のポイントになります。
4.再び運転→汚れを排出
放置後に再度運転すると、黒カビ汚れが浮き上がってきます。
ネットなどで黒カビ汚れを掬いながら排水しましょう。
5.仕上げのすすぎ運転
最後にすすぎを一回行って洗濯槽をきれいにします。
酸素系漂白剤+お湯ストップ法の注意点
- ドラム式洗濯機では使えない場合があるため、必ず取扱説明書を確認してから行ってください。
- 必ず【酸素系】を使用し、【塩素系】は混ぜないこと。
有毒ガスが発生する恐れがあるため絶対に混ぜないでください。 - 作業中は必ず換気しながらお掃除を行ってください。
まとめ
「酸素系漂白剤+お湯ストップ法」は特別な道具を使わなくても誰でも自宅で簡単に実践できる黒カビ撃退法です。
定期的に行うことで洗濯ものの嫌な臭いも防ぐことができ、衣類を清潔に保つことができます。
【思ったより簡単にできた!】と感じてもらえる方法なので是非、試してみてくださいね。
とはいえ「自分でやるのはなかなか難しい」「掃除の時間が取れない」という方も多いですよね。
そんな時は、プロのハウスクリーニング業者に頼むのもおすすめです。
プロの技術力と専用道具で、ぴかぴかに掃除してくれます。
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