年末年始など、まとめて大掃除をするという方も多いですよね。
この大掃除、実は日ごろからできることをしておくと大掃除の負担を減らすことができます。
今回はそんな大掃除の負担を減らすちょっとしたテクニックをご紹介します。
予防掃除を知ってますか?
皆さん【予防掃除】というワードを聞いたことはありますか?
言葉通り、汚れやほこりが溜まってお掃除が大変になる前に、定期的にお掃除をしてひどい汚れを防ぐことです。
汚れがひどくなる前に手を打つことで、掃除が楽になり大掃除などの負担を減らすことができるのです。
予防掃除のメリットは何?
予防掃除をするメリットとは何だと思いますか?
たった3つのメリットですが、この3つが大切になってきます。
1.短時間で済む
汚れが蓄積する前にすでに掃除をしているので、少ない手間でキレイを保てる。
2.掃除が楽になる
年末の大掛かりな掃除の負担を大幅に減らせる。
3.部屋が常にキレイ
毎日気持ちよく清潔に生活できる環境を維持することができる。
予防掃除のポイントを教えて
大掃除の負担を減らすための予防掃除のポイントは4つあります。
1.汚れをためないこと
日々のちょっとしたケア
使った後に軽く掃除する習慣をつける。
そもそも、汚れる物の使用をやめることも検討しましょう。
例えば、キッチンマットや玄関マット類は使わなければ選択する手間を省けます。
汚れの原因を取り除く
換気をして湿気を防ぐ、油はね防止シートを使えば汚れの原因から防げます。
例えば、キッチンの食器棚や冷蔵庫などの引き出しに、おうちにあるものであればキッチンペーパーや新聞紙を敷けば、汚れた時にシートだけ交換すれば掃除は完了です。
ニトリなどで食器棚に敷く専用のシートなども販売されているので上手に活用しましょう。
2.掃除しやすい環境を作る
掃除道具を手の届くところに置く
汚れに気付いたらすぐ掃除できるように、クロスやスプレーを各部屋に用意しておきましょう。
汚れに強いアイテムに変更できるものは変えておくとお掃除も楽になります。
例えば、水回りであれば速乾性に優れているものや、抗菌グッズを使用するとよいでしょう。
物を減らす
1年の間にかなり物が増えていませんか?
収納を見直し、ホコリがたまる原因になる物を整理整頓しましょう。
状態のいい物があれば思い切って売ってしまえば、物が減った代わりにお金になるので一石二鳥です。
3.定期的に軽い掃除を入れる
日常的な小掃除
例えば毎週末は床掃除をする、2.3週間ごとに窓やカーテンをチェックするなど、日々チェックをして汚れていたら掃除することで年末にまとめて掃除しなければならない負担を減らせます。
タイマーを設定して、5~10分だけササッと掃除をする習慣も効果的です。
4.掃除しずらい場所を減らす
隙間を減らす
棚と棚の間など、掃除機が入りにくい場所を減らすことで掃除しやすい環境に変えられます。
例えば、動かすことが難しい家具の隙間は掃除機のノズルが入りやすい幅にする。
キャスター付きのものにして動かしやすくしておくと、掃除しずらい場所が減ります。
具体的な予防掃除の方法とは?
では、予防掃除とは具体的にどんなことをするのでしょうか?
場所別にご紹介していきます。
水回りの予防掃除
お風呂場や洗面所などの水回りスペースの予防掃除は最近はやっている【吊るす収納】。
この吊るす収納を上手に使うことでお掃除の手間を減らすことが可能になります。
最近では吊るす収納がはやりつつあるため100円ショップでも手軽に吊るす収納を取り入れることができるようになりました。
なぜ、水回りは吊るす収納?
水回りスペースはカビやぬめりが発生しやすい部分です。
特にお風呂場の床に置いた椅子や洗面器、備え付けのホルダーにおいたシャンプーやせっけんなどは水垢やせっけんカスが付きやすく放っておくとそれを餌にピンクのカビが生えてしまいます。
このカビ一度きれいにしてもまたすぐに生えてくるため、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
それではこの悩みを解決するために、カビが生えなくなるように床との設置面を減らしてしまいましょう!
ということで、水回りスペースでは置くのではなく【吊るす】ことが今推奨されているのです。
また、吊るす収納に変えることでシャンプーやコンディショナーのボトルではなく詰め替えパックをそのまま利用することができるので、ボトルに入れ替えるめんどくさい手間も省けるのです。
洗面所では、歯ブラシや家族の使うコップなども吊るす収納に変わってきています。
歯ブラシなんかは直接口に入れて汚れを落とすのに使うため雑菌が繁殖しやすい物でもあり、コップなどは逆さまにして中の水分をしっかり乾かせるように取っ手の部分が改良されているものもあります。
家族のものを清潔に保つためにも吊るす収納を予防掃除の一環としてこの際一度吊るす収納を取り入れてみてはいかがでしょうか?
トイレの予防掃除
もう一つの水回り、トイレの予防掃除はどうでしょうか?
洗剤の進化で予防掃除
お風呂掃除ではこすらず洗剤をまいて30秒~1分でお掃除が完了してしまう画期的な洗剤が開発されました。
実はトイレ掃除もそれと似たような洗剤が登場しているのをご存じですか?
代表的なのは、トイレタンクの水が出る部分において洗剤が便器内に自動的に流れ出るようになる【ブルーレット置くだけ】。
現在は様々な香りの物が開発され、除菌抗菌の効果も加わったものが発売されていて、未だに使っているという人も多いのではないでしょうか?
しかし、最近はタンクレスのトイレも増えてきていてそもそも置けないなんてご家庭もありますよね。
そんなタンクレス向けに、便器内に直接スタンプする形でジェル状の洗剤が便器を掃除してくれる商品も開発されました。
最近では、お風呂の洗剤のように泡のスプレーを便器内にスプレーして5分程度おいて流すときれいになる商品も販売されています。
このように、トイレ周りは手を汚すことなく洗剤の力だけでお掃除が完了できるように考えられています。
また、これらを使うことによって掃除ができるだけではなく使うたびに汚れが付きにくい状態を作ることができるようになります。
これも予防掃除の一環と言えるので、是非取り入れてみてください!
窓のサッシの予防掃除には意外なものが大活躍!
窓のサッシは外とほぼ直接的な関係でもあるため、ほこりなどの他に砂ぼこりや結露などで発生してしまうカビなどが生えたりしやすく、汚くなりやすい場所です。
それに掃除機がなかなか入りにくく、一度ですっきり汚れが落ちず掃除が後回しになりがちですよね。
意外なものの正体は「マスキングテープ」
今でも人気の文房具としてかわいい絵柄やシンプルなものまでさまざまな種類が展開されているマスキングテープ。
一時期大流行して持っている方も多いのではないでしょうか?
そんなマスキングテープ、最近は使っていないなぁなんて持て余しているのであれば、サッシの幅と長さに合わせてテープをカットしてサッシに貼るだけ。
マスキングテープ自体に厚みがないので窓の開閉などには支障がなく使えます。
あとはサッシが汚れたらそのマスキングテープを張り替えるだけでお掃除は完了です。
いつでもきれいな状態のサッシにしておけるので是非予防掃除使ってみてください!
まとめ
今回は大掃除の負担を減らすために予防掃除についてご紹介しました。
とはいえ、なかなか掃除の時間が取れなかったり、掃除自体が苦手でストレスという方もいらっしゃいますよね。
そんな時は、プロのハウスクリーニング業者に任せるのもお勧めです。
自分でやるよりも綺麗にしてくれますし、掃除の手間やストレスからも解放されます。
私たちクリナークでもハウスクリーニングサービスを提供しておりますので、お気軽にご相談下さい。