お風呂クリーニング

お風呂の大掃除 | いったい何から始めたらいい?どこから掃除すべき?

年末の大イベント大掃除。
家族が使う分清潔にしておきたいですが、お風呂場は高温多湿で水分も多く、せっけんカスなども発生するためどうしてもカビが生えやすくなる好条件がそろっています。

そのため黒カビがやピンクのぬめりがすぐに発生して毎日のお掃除に追われているという方も多いのではないでしょうか?
今回はそんなお風呂場の大掃除についてご紹介していこうと思います。

お風呂掃除どこから始める?

それでは、さっそくお掃除を始める際にお風呂掃除は皆さんどこから始めますか?
お風呂と言えばやっぱりバスタブから始める人が多いのではないでしょうか。

実は、まず最初にバスタブから掃除を始めるのはNG。
今回はお風呂場を徹底的にしっかりとお掃除するので高い場所からのスタートになります。
つまり、お風呂場の一番高いところと言えば天上もっと細かく言えば換気扇からのスタートではないでしょうか。

1.スタートは高所から

浴室乾燥機などが搭載されている換気扇であればフィルターがあるのでまずはその換気扇からお掃除をスタートしましょう。
下にあるバスタブからお掃除してしまうと、せっかくきれいになったバスタブや床に天井や換気扇に溜まった汚れやほこりが落ちて再度お掃除しなければならず2度手間になってしまいます。

2.鏡や蛇口の金属部分のくもりを除去

高いところの掃除が終わったら次に蛇口や鏡などの水垢を落としましょう。
高所から始めるのならば次は壁では?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが壁は他の場所を掃除する際に汚れが飛んだり水分が飛ぶ可能性があるため、お掃除するのは一番最後になります。

3.バスタブをお掃除

ここでやっとバスタブのお掃除に入ります。
お風呂場は高所に比べると圧倒的に低い部分のほうが汚れます。
バスタブにもよく見ると細かい汚れが見受けられることもあるのでしっかりチェックしましょう。

4.シャワーヘッドや椅子などの細かいもののお掃除

お風呂場で使っている細かい道具もしっかりお掃除しましょう。
最初に50度ほどのお湯をかけてせっけんカスなどを溶かして優しく落としていきます。
それからしっかりお掃除すると、無駄な力を加えずにお掃除を進めていくことができますよ。

5.床のお掃除

バスタブや細かいもののお掃除が終わったら次は床のお掃除です。
お風呂の床部分は排水溝に栓がないため水をためることができない場合がほとんどです。
汚れがひどく洗剤での漬け置きができればと考えている方は、ビニールの袋いっぱいに水を入れて口を締め、排水溝に置くと栓の代わりになります。

6.最後に壁をお掃除

最後に壁をチェックしましょう。
高いところから順番に汚れのもととなってしまう水分を除去していきます。
水切りワイパーを使って上から下へ水分を落とし、さらに乾いた布や雑巾を使って浴室からしっかりと水分を落としましょう。
水分をしっかり落としきったら浴室内をしっかりと乾燥させます。

お風呂場の大掃除に活躍するもの

お掃除の順番はなんとなくわかりましたが、各お掃除に活躍するお掃除グッズはどんなものでしょうか?

1.天井のお掃除に使える物

フローリングワイパーとメラミンスポンジ

シャワーを上に向けると自分が濡れるし、洗剤を上に向けて噴射するのは少し怖いですよね。
なので、フローリングワイパーメラミンスポンジを4つの輪ゴムで固定して、お風呂場の天井掃除を安全に少しでも楽にできるようにしましょう。

お掃除の仕方としては、メラミンスポンジにたっぷり水を含ませて汚れの木になる部分をこすります。
カビが生えてしまっている場合はスポンジに洗剤を付けこするときれいになります。
メラミンスポンジがない場合はキッチンペーパーを取り付けてもお掃除ができますよ。

もし普段からこまめにお掃除をしたい場合は、浴室の天井掃除専用のお掃除グッズなども販売されているのでチェックしてみてくださいね。

2.金属の曇りを除去するのに使える物

使用済みのレモンなどかんきつ類の皮

かんきつ類にはリモネンと呼ばれる成分が含まれており、このリモネンは優れた洗浄作用があるといわれています。
特にグレープフルーツなど肉厚な皮があればボロボロになりにくく、お掃除がしやすいです。

レモンにはリモネンの他に酸っぱい成分のもととなっているクエン酸が含まれています。
アルカリ性の汚れを中和することができる成分なので、レモンの皮に少し塩を加えてお風呂場の鏡や蛇口の曇りをこするとピカピカになります。

100円ショップなどにダイヤモンドクリーナーやマイクロファイバークロスなど、鏡がくもる原因となる水垢を落とすグッズの販売もあるので、おうちにあるものでお掃除が難しい場合はこちらも検討してみてください。

3.バスタブのお掃除に使える物

毎日のお料理で出るあれが洗剤代わりに!

バスタブのお掃除には今スプレーして30秒から1分置いておけばきれいになる洗剤が主流ですね。
ですが、それでもスプレーの回数が少なかったり洗剤がいきわたっていないとバスタブのお掃除がきれいにできていないこともあります。
また、このスプレータイプの洗剤、結構なくなる頻度が高くありませんか?
この洗剤の詰め替えも中々お値段がする消耗品の1つでもあるため、できれば出費を抑えたいと思っている方もいるのではないでしょうか?

そんな時に使えるのが【米のとぎ汁】です。
このとぎ汁、実は油分を浮かせる性質があり、バスタブについたぬめりは私たちの皮脂や汚れが原因になっているためとぎ汁を使ってバスタブをお掃除するとしっかり汚れを落とすことができます。
また、ちょっと手で触るのは気が引けるお風呂の排水溝のお掃除にも使えます。

使い方は空のスプレーボトルなどに米のとぎ汁を入れてバスタブや排水溝にスプレーして、スポンジや歯ブラシなどで磨くだけ。
洗剤や水道代の節約にも一役買ってくれるので、おすすめの方法の一つです。

※米のとぎ汁の注意点:残念ながら保存が長期間できないので、その都度しっかり使い切って余ったら捨てることをお勧めします。

4.お風呂場小物大掃除に使える物

熱いお湯で落ち切らない汚れにはクエン酸を使う!

シャワーヘッドは塩素系漂白剤など強い洗剤を使うと部品が傷んでしまうことがあるので、使用しないほうがよいでしょう。
もししっかり洗浄したい場合は、中性洗剤や目詰まりが起きている場合はクエン酸を使ってシャワーヘッド自体を漬け置きすることで内部までしっかりとお掃除することができます。

椅子や洗面器についた白い汚れは中々きれいに落とすことができません。
焦げ取りスポンジなどの硬いスポンジを使うと傷ついてしまうので、この白い汚れにもクエン酸を使って汚れを浮かせましょう。
汚れを浮かせてから柔らかいスポンジでこすれば簡単に汚れを落とすことができますよ。

5.お風呂の床掃除に使える物

お風呂の床には除菌効果もあるあの洗剤で漬け置き

お風呂の床はお風呂場で一番低い場所にあり、汚れやすい場所です。
しかし、ブラシなどでこすり洗いしても蓄積した汚れはなかなか簡単に落とすことができません。
そんな時はキッチンブリーチを使ってお掃除と一緒に除菌もしてしまいましょう。

やり方はお風呂の排水溝に水が流れていかないようにビニールに水を入れたものを使って栓をします。
栓ができたら水を床に張ってブリーチを150g程度入れます。
ここでの注意点は、お湯ではなく水を使うこと。
塩素はお湯に弱いため、効果が弱まってしまうので注意しましょう。
床の汚れをよりしっかりと落とすために、ブリーチにプラスしてお皿洗いで使うキッチン専用洗剤を10gほど加えて30分~1時間ほど放置します。

放置し終わったら、ブラシで床を磨いて栓を外して洗剤水を抜いていきます。
洗剤水を抜いた後はしっかりと洗剤水が残らないように洗い流し、できれば床の水をしっかりと切って床を乾燥させましょう。

他にも、ウタマロせっけんのスプレータイプなども浴室の床掃除に使えるのでおうちにあるものを上手に使ってお掃除に役立ててみてくださいね。

6.お風呂の壁掃除に使える物

キッチンで使うあの洗剤が活躍します!

お風呂の壁掃除にはキッチンで使うキッチンハイターのスプレータイプを使います。
ゴムパッキンなども壁には使われている場合があり、壁にもカビが発生しやすいです。
キッチンハイターをスプレーしてお掃除することで汚れもカビもしっかり落とすことができます。

やり方は、お掃除したい壁にまず水をかけてハイターの成分が壁全体にいきわたるようにし、ハイターをかけ終わったらスポンジや壁専用のブラシを使って成分を広げましょう。
塩素系漂白剤になるので、壁に水をまくことで気になる匂いなども緩和させることができます。

成分がいきわたったら10分ほど放置して、最後にしっかりと壁を洗い流しましょう。
洗い流し終わったら水分が残らないように水を切って乾燥させて壁掃除が完了です。

お風呂掃除を外注するのもアリ

いかがでしたでしょうか。
今回はお風呂の大掃除方法についてご紹介しました。
とはいえ、お仕事や他の家事・育児でなかなかお風呂掃除の時間が取れないという方も多いですよね。
そんな時は、プロのハウスクリーニング業者に掃除を任せるのもお勧めです。
自分でやるよりも綺麗に掃除してくれますし、掃除の手間やストレスからも解放されます。

私たちクリナークでもお風呂クリーニングサービスを提供しておりますので、お気軽にご相談ください。

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