通勤通学などで使用する頻度が高いワイヤレスイヤホン。
少し前まではコードがついているイヤホンを使っていることがほとんどでしたが今ではコードがないワイヤレスイヤホンが主流になっていますね。
このワイヤレスイヤホンですが結構汚れがたまりやすくなっていることをご存じでしょうか?今回はそんなワイヤレスイヤホンのお掃除方法のご紹介です。
ワイヤレスイヤホンにたまりやすい汚れとは?
それでは、どんな汚れがたまりやすくなっているのでしょうか?
- 耳垢
耳に直接触れる部分(イヤーピースやイヤチップ)は、使用中に耳垢が付着することがあります。
特に、シリコンやフォーム製のイヤーチップは耳垢が付きやすくなっています。 - 汗と皮脂
長時間の使用や運動中の使用で、汗や皮脂がイヤホン本体やイヤーチップに付着します。
これにより、ベタつきや不快な臭いが発生することがあります。 - ほこりやゴミ
イヤホンを持ち運ぶ際、ポケットやバッグの中でほこりやゴミが付着することがあります。
また、充電ケースの中にもほこりが溜まることがあります。 - メイクやスキンケア製品
化粧品やスキンケア製品が耳や顔に残っていると、イヤホンにそれらの成分が付着することがあります。
これにより、イヤホンが汚れたり変色したりすることがあります。 - ワックスやヘアプロダクト
髪に使用する製品(ワックス、ジェル、スプレーなど)がイヤホンに付着することもあります。
これにより、汚れやベタつきが発生することがあります。
ワイヤレスイヤホンをお掃除するときの注意点
今や必需品になっている人も多いワイヤレスイヤホンですが、お掃除する前に注意しなければならない点がいくつかあるので確認してみましょう。
- イヤホンを電源オフにする
掃除を始める前にイヤホンの電源をオフにし、充電ケースから取り外しましょう。
電源をオフにすることで、ワイヤレスイヤホンの故障を防ぐ事が出来ます。 - 水に注意
イヤホンは基本的に防水設計がされていないことが多いため、直接水に浸したり、水を使って洗ったりしないでください。
汚れがひどいときは湿らせた布や綿棒を使って優しく拭き取るようにしましょう。 - 柔らかい布や綿棒を使用
イヤホンの表面やイヤーチップを掃除するときは、柔らかい布や綿棒を使いましょう。
特に、イヤホンのメッシュ部分は非常にデリケートなので、強くこすらないように注意しましょう。 - アルコールの使用を控える
一部の素材はアルコールに弱く、変色や劣化の原因になることがあります。
もしアルコールを使う場合は、極少量を使い、目立たない部分で試してから使用するようにしましょう。 - イヤーチップの取り外しと清掃
シリコンやフォーム製のイヤーチップは、取り外して別途清掃できます。
ぬるま湯と石鹸で軽く洗い、完全に乾かしてから元に戻すようにしてください。 - 充電ポートの掃除
充電ポートや接点には、ほこりやゴミが溜まりやすいので、ブロワーや乾いた綿棒を使って優しく掃除しましょう。金属製の道具は接点部分を傷つける可能性があるので、使用しない方が無難です。 - 専用クリーナーの使用
市販のイヤホン専用クリーナーや、エレクトロニクス用のクリーニングスプレーを使用するのも有効です。
ただし、使い過ぎに注意し、説明書通りに使用するようにしましょう。
ワイヤレスイヤホンのお掃除を始めよう
注意点やどんな汚れが付着しやすいのか分かったところで、早速お掃除を始めていきましょう。
【準備するもの】
・柔らかい乾いた布(マイクロファイバーが理想)
・綿棒(もしあればカメラ用のエアブロワーが便利)
・ぬるま湯
・石鹸
・アルコールフリーのウェットティッシュまたは電子機器用クリーナー
イヤホンの電源をオフ
まず、イヤホンの電源をオフにし、充電ケースから取り外しましょう。
イヤーチップの掃除
- シリコンやフォーム製のイヤーチップは取り外しておきましょう。
- ぬるま湯と少量の石鹸を使い、イヤーチップを優しく洗いましょう。
洗った後は、しっかりと乾燥させていきましょう。 - 乾燥後、イヤーチップを元に戻しましょう。
本体の掃除
- 柔らかい乾いた布を使って、イヤホン本体の表面を優しく拭き取りましょう。
もし汚れが頑固な場合は、アルコールフリーのウェットティッシュを使用するか、布を少し湿らせて拭いていきましょう。 - メッシュ部分に付着した耳垢やゴミは、乾いた綿棒で優しく取り除きましょう。
ブロワーを使って、ほこりや小さなゴミを吹き飛ばすことも効果的です。
充電ケースの掃除
- 充電ケースの内部にはほこりやゴミが溜まりやすいので、ブロワーや乾いた綿棒を使って、優しく取り除きましょう。
- 充電ケースの外側は、柔らかい布で拭き取りましょう。
こちらも必要に応じて、湿らせた布を使ってください。
充電ポートの清掃
充電ポートや接点部分にほこりやゴミが詰まっている場合は、ブロワーや乾いた綿棒で軽く掃除しましょう。
金属製の道具を使うのは避け、傷つけないよう注意しましょう。
完全に乾燥させる
もし水分が残っている場合は、イヤホンや充電ケースは完全に乾燥させてから使用するようにしましょう。
特にイヤーチップは、水分が残っていると、カビや臭いの原因になることがあるので注意しましょう。
ワイヤレスイヤホンのお掃除頻度はどのくらい?
使っている方はほぼ毎日のように使っているワイヤレスイヤホンですが、どのくらいの頻度でお掃除を行うべきなのでしょうか?
毎日または数回使用ごと
- 軽い拭き取り
使用後にイヤホンの表面やイヤーチップを柔らかい布で軽く拭き取ることで、汗や皮脂の蓄積を防ぐことができます。
週に1回
- イヤーチップの清掃
イヤーチップを取り外して、ぬるま湯と石鹸で洗い、完全に乾かしてから再装着しましょう。
これにより、耳垢や汚れが溜まるのを防げます。 - 本体の清掃
イヤホン本体や充電ケースの表面を柔らかい布や綿棒で丁寧に拭き取り、必要に応じてブロワーでほこりを飛ばしましょう。
月に1回
- 徹底的な掃除
イヤホン全体、特にメッシュ部分や充電ポートなど、細かい部分の掃除を行いましょう。
これにより、細かなほこりやゴミの蓄積を防ぐことができます。
特別な状況時
- 運動後や汗をかいた後
汗をかいた後は使用ごとに軽く拭き取り、定期的な清掃を心掛けましょう。
汗は皮脂や塩分を含んでおり、放置するとイヤホンの素材を劣化させてしまうことがあるので注意が必要です。
まとめ
通勤通学で必需品になりつつあるワイヤレスイヤホン。
価格帯は幅広いですが、自身の耳の形やフィット感など自身にぴったりなものを愛用している方がほとんどだと思います。
そんな愛用品だからこそ大切に長く使っていきたいですよね?
適切なお掃除で、愛用品を長く使っていけるようにお掃除してあげましょう。