夏が近づくと、日差しが強い日が増えて洗濯物もよく乾くようになってきます。
この強い日差しを利用して、冬場に活躍したダウンコートをお家でクリーニングしてみませんか?
ダウンコートは物によってはクリーニングに出した方がいい場合もありますが、洗濯表示を確認するとお家でもケアできるものもあるので、お家でクリーニングができればクリーニング店に行く必要もなく、クリーニング代金も節約することができます。
ダウンコートはどこが汚れやすい?
パット見た感じではダウンコートはあまり汚れていないように見えがちですが、実は結構汚れていることが多く、特に汚れるのが袖の部分や襟の部分。
冬場は寒いのであまり気がつかないことが多いですが、ダウンを着たまま暖かくなっている電車や商業室などに入ると、意外と汗をかくものです。
特に電車などは暖かい上に多くの人が利用するため湿気などが発生し、想像以上に中の温度が上がっていることもあります。
パッと自分で見ただけでは汚れていないように見えがちですが、他の人からしてみると結構汚れていて不衛生に見えているかもしれません。
洗濯表示をチェックする
ケアをする前にご自身のダウンジャケットについている洗濯表示を確認してください。
こちらに詳しく記載があるので確認してみましょう。
https://panasonic.jp/wash/special/mark.html#bleach
ダウンコートのケアの方法
自宅でのダウンコートケアが可能なことがわかったら、まず全体をケアする前に特に汚れがちな襟袖部分の汚れを落としてから全体のケアをしましょう。
襟袖部分の洗浄
【準備するもの】
・中性洗剤
・歯ブラシ
・桶
・ぬるま湯
①ダウン全体をぬるま湯で予洗いします。
予洗いをすることで洗剤がしみ込みやすくなり、軽い汚れを落とすこともできます。
②予洗いが終わったら桶にぬるま湯を張り、中性洗剤を入れて泡立てます。
③ダウンの襟袖部分に泡をつけて優しく歯ブラシでブラッシングしていきます。
※力を入れてごしごしこすると生地が傷みますので優しくブラッシングしてください。
④汚れがある程度落ちたら流水で洗剤が残らないように流していきます。
これで襟袖部分の洗浄は完了です!
次にダウン全体のケアを行っていきます。
ダウン全体の洗浄
【用意するもの】
・ぬるま湯
・ダウン専用の洗剤
・大きめの桶
①ダウンが入る大きめの桶を用意します。
(複数を同時に洗う場合は湯船を使ってしまいましょう。)
②ダウンのチャックやボタンを全てしっかりと締めて半分に折ります。
③桶の中にぬるま湯と専用洗剤を入れ、ダウンを入れていきます。
④桶の中でダウンをやさしく押し洗いします。
⑤汚れが出なくなるまで桶の水を入れ替えながら押し洗いし、すすいでいきます。
すすぎが終わったら次は脱水に移りますがダウンの脱水には注意が必要です。
手洗いで衣類を洗った後絞りがちですが、中の羽が傷んでしまったり偏ってしまう為、ダウンは絶対に絞ってはいけません。
ダウンの脱水
①すすぎ終わったら桶に軽く押し当てるようにして水気を切っていきます。
②ある程度水気を切ったらバスタオルを当ててダウンの水分を取っていきます。
バスタオルが水を吸わなくなったらまた新しい次のバスタオルで水気をとり、水分がなくなるまで繰り返します。
③羽毛の偏りをなくすため、ダウンの水分がある程度なくなったら方の部分をもって軽く振って整えます。
④形を調えたらハンガーにかけ、風通しの良い日陰で干しましょう。
まとめ
色々なものの値上がりが激しい昨今、お洋服ももちろん値上がりしています。
ダウンはそれでなくとも結構高価であることが多いため、中々買い替えるにしても手が出しずらいもの。
そんなダウンのお手入れを自分でできれば少しは家計の負担も減らせるはずなので、是非お家でケアできるものはご自身でやってみてくださいね!