お掃除テクニック

花粉対策の掃除方法 | 今年は大量飛散の予測|お掃除で花粉対策をしよう

今年も花粉の季節がやってきましたね。
2025年の飛散量は2024年に比べ非常に多く飛散することが予測されています。
そんな花粉対策に必死の方、まずはお掃除の見直しも図ってみませんか?
今回は花粉対策も含めたお掃除方法の紹介をしていきたいと思います。

今年の花粉飛散量

2024年の夏、皆さんはどうだったか覚えていますか?
ここ数年、早いと5月のゴールデンウィーク頃から非常に暑くなりがちですよね。

2024年も「高温・多照」という気象条件が北から南にかけて揃いました。
花粉の飛散量は前年春の飛散量が少ないと増え、多いと減少する傾向があると言われています。
2024年の春は花粉の飛散量が少なかった地域が多かったことから、2025年の花粉飛散量は増加傾向にある予測です。

また、杉の雄花の花芽の量は四国や、近畿、東海、関東地方で例年と同じくらいから多い傾向であることが確認されたそうです。
これらのことから総合的に見て2025年春の花粉飛散量は例年と比べてほとんどの箇所で多い、又は非常に多い見込みです。

花粉の対策したいならまずお掃除

花粉の季節、外に出るのにマスクや眼鏡、ティッシュの持参はもちろん、薬も持ち歩いているという方も多いですよね。
花粉症に悩まされてている人にとってこの季節はとにかく家の中に花粉を持ち込まないこと、持ち込んだ花粉をしっかり取り除かないとおうちの中でもつらい思いをしてしまいます。
そこで重要になるのがお掃除の方法です。

花粉が溜まりやすい場所とは

おうちの中で花粉が溜まりやすくなっている場所はどこだと思いますか?

1.玄関

まず、一番花粉が入り込みやすいのは玄関です。
おうちと外をつなぐ動線になるので花粉の対策をしたいならまず玄関からの花粉をブロックしないといけません。

2.脱衣所

来ていた洋服を脱ぎ着する場所であるため、洋服に付着していた花粉がこの脱衣所で払い落とされます。
そのため脱衣所は以外にも花粉が溜まりやすい場所であると言えます。

3.リビング

リビングには花粉が付きやすい物が多く設置されている場所でもあります。
例えばテレビやパソコンは静電気が発生します。
そういった家電製品に花粉はもちろんほこりも一緒に吸い寄せられていきます。

ソファーやラグなど、花粉が付着した衣類のまま使用する可能性が高い布製品にも付着して溜まっていきます。

4.窓際

最近では風邪などの対策の一つとして換気が大切だと周知されるようになりました。
窓を開ければもちろん外に飛散している花粉も入ってきます。
玄関のドア同様に窓は家と外をつないでいる動線です。
その一番近くにあるカーテンには広範囲にわたって花粉が付着します。

お掃除の方法をちょっとだけ見直してみよう

花粉が溜まりやすい場所や持ち込まれやすい場所がわかってきたところで、お掃除の方法を今までの方法からちょっと見直すだけで花粉対策になります。

1.玄関先

まず、家に入る前に付着した花粉を払ってから中に入ります。
玄関先の手に取りやすい場所に衣類用の粘着テープクリーナーや洋服用ブラシを置いておきましょう。
帰ってきたらすぐに花粉を衣類から取り除くことが大切です。
また、玄関先に落ちた花粉をそのままにせず取り除くことも大切なのでハンディタイプの掃除機を待機させておくとよいでしょう。
衣類の花粉を落としたら落とした花粉は掃除機で吸い取り、玄関から家の中に花粉を侵入させないことが必須です。

2.脱衣所

玄関でいくら対策をしても0にすることはなかなか難しいものです。
脱衣所はこまめに掃除機をかけるのと共に、水拭きをすることで花粉を除去することができます。
ここで有効に活用したいのが空気清浄機機能。
もしご自宅に空気清浄機の機能が付いているなら積極的に使用したいところです。

脱衣所での盲点はバスマット。
皆さんバスマットは毎日洗っているでしょうか?
中には毎日洗っていないという人もいると思いますが、花粉はバスマットの上にも落ちています。
毎日洗っているという方もいると思いますが今は珪藻土などが普及しているので洗わずにそのままにしているという方も多いですよね?
花粉のシーズン中はできるだけバスマットにも注意を払い、こまめにお掃除しましょう。

3.リビング

静電気が発生しやすいテレビやパソコンなどの電化製品にはハンディモップを使ってこまめにふき取りましょう。
花粉と一緒にほこりの除去もできるので一石二鳥です。

ソファーやラグなどの布製品にはまずコロコロ等の粘着テープクリーナーを使って表面上の花粉を取り除いてからゆっくりと掃除機をかけてしっかりと花粉を取り除きます。
もしご自宅に布団掃除機がある場合は普通の掃除機よりも布団掃除機を使ってあげると花粉だけではなくハウスダストやダニの死骸なども除去することができるのでお勧めです。

4.窓際

カーテンには広範囲に花粉が付着します。
一番いいのは取り外して洗濯することですが、カーテンを洗濯するとなると正直かなり大変ですよね。
なので、レースカーテンなど掃除機をかけにくい場所は粘着テープクリーナーを使ってコロコロしながらとってしまいましょう。
市販の「花粉除去スプレー」を上手に利用すればカーテンに付着した花粉も簡単に除去することができますよ。
スプレーは花粉だけではなく、アレルギー対策や、ペットの毛などをブロックするスプレーも開発されているので用途に応じて使い分けるのも一つの手です。

究極の花粉対策掃除方法

「よし、お掃除しよう」
皆さんは家のお掃除をするときに真っ先に頭に浮かべるのは何ですか?
家のお掃除と言えば掃除機をかけること。

実はこの一番最初にお掃除をかける行為、花粉の季節は避けてください!
なぜなら、花粉はほこりより小さいものの分子としては比較的大きいため、舞い上がりやすく、床に落ちてくるまでに時間がかかるからです。
つまり、花粉の季節に掃除機を一番最初にかけてしまうと床に落ちていた花粉を舞い上げてしまう原因になり、室内から中々花粉を取り除くことができない状況が生まれてしまいます。

朝一で水拭き掃除

花粉のシーズンはまず、掃除機ではなく、まず【水拭き】をしましょう。
水拭き掃除をすることにより花粉が床に落ちている間に除去することができるのです。
実はこの方法は、病院で細菌類を広げたくない時に行う掃除方法と同じなのだそうです。

クイックルワイパーなどを使って市販の使い捨てウェットシートや硬く絞った雑巾を使って部屋の隅から中央に向かって水拭きします。
特に見落としがちなのが巾木と呼ばれる部分で、床に一番近い低い位置にある凹凸です。
この巾木にも花粉が積もっていることが多いので水拭き掃除でしっかり取り除きましょう。

水拭き掃除が終わったら、次に掃除機でお掃除しましょう。
掃除機も部屋の隅から中央に向かって掃除機をかけます。

まとめ

くしゃみ、鼻水が止まらない、目がかゆい、人によっては体が痒くなることもある花粉。
そんな花粉の季節も快適に過ごせるように、今までのお掃除方法をちょっとだけ見直してこの時期だけでも丁寧なお掃除方法に変えると楽に過ごすことができるようになるので取り入れてみてくださいね。



関連記事

最近の記事

  1. 花粉対策の掃除方法 | 今年は大量飛散の予測|お掃除で花粉対策をしよう

  2. こたつをしまう時期は? | こたつの正しい掃除方法も

  3. お掃除しにくいミキサー | 正しいお掃除方法で清潔を保とう!

  4. 正しい布団のお掃除方法 | 天日干しだけでは足りない?現在のお布団掃除事情

  5. インフルエンザから家族を守る! | いつもの掃除にちょっとプラスして予防しよう。