冷凍庫は冷凍庫内の冷凍効率を上げるため、中身をしっかり詰め込んでいる方も多いですよね。
そのため、冷凍庫に食材をいれて扉を閉めてしまえば隅々まで見ることがあまりあない場所でもあります。
そんな冷凍庫、お掃除せずに放っておくと気づけば霜がびっしり、いつの間にかこぼれた汁やパンくずなどが落ちているということも多いんです。
今回は、そんな冷凍庫のお掃除方法についてご紹介します。
冷凍庫が汚れる原因とは

そんな冷凍庫、冷凍保存しておくだけの場所なのにどうして汚れてしまうのでしょうか?
こぼれた汁や食品カス
冷凍前の食品から出る水分やラップの隙間から漏れた汁が凍り付いて汚れてしまいます。
霜や氷の付着
開閉時に入る湿気が凍って霜になり、汚れを巻き込んで固まってしまいます。
長期放置した食材
期限切れや使わない食品が場所をとってしまうため掃除のきっかけを奪ってしまいます。
放置するとどうなる?
冷凍庫掃除を怠ってしまうと冷凍庫内の匂いが強くなってほかの食品に写りやすくなったり、霜が熱くなることで収納スペースが減るため食品をしまえなくなる場合もあります。
また、霜や汚れで冷気の循環が悪くなることで、冷凍庫内を一生懸命冷やそうと余分な電力が必要になり電気代が上がる原因の一つになってしまいます。
なぜ「解凍前」が大事なの?
いきなり霜だらけの庫内の掃除をしようとすると時間も手間もかかってしまいます。
しかし、解凍前にしっかりした準備をすることで霜も汚れもするっと落ちやすくなるんです。
簡単3ステップ!解凍前のお掃除準備
- 冷凍庫内の整理
- 霜を浮かせる準備
- 汚れの事前チェック
1.冷凍庫内の整理
期限切れや古い物を処分しましょう。
残す食材はクーラーボックスや保冷バッグへ移します。
2.霜を浮かせる準備
冷凍庫の電源を切るか、温度を「弱」に設定して1〜2時間放置します。
冷凍庫内の温度が上がるため霜が緩み、あとで一気に剥がれやすくなります。
3.汚れの事前チェック
汚れている個所を事前に確認しておくと、お掃除がスムーズに進みやすいです。
実際のお掃除は「短時間」でOK

冷凍庫内のお掃除と聞くと、なんだか大変で時間がかかりそうなイメージを持たれる方もいるかもしれませんが実は簡単で短時間でできます。
- 霜が浮いてきたら、プラスチックのヘラや木ベラでやさしくはがす
- 濡れ布巾やアルコールスプレーで庫内を拭く
- 水分をしっかり拭き取り、乾いたら電源オンにします。
お掃除後のキレイを長持ちさせる3つのコツ
とはいっても冷凍庫のお掃除を頻繁にするのは難しいですよね。
お掃除後のキレイを長持ちさせるには以下の3点に注意して冷凍庫を使うようにしましょう。
- 食材はジップロックや保存容器でまとめて入れる。
- 汚れたらその場でサッと拭く習慣を付けましょう
- 月1回でいいので、中身を見直すだけでも汚れの防止になります。
まとめ
例投稿の掃除は「やらなきゃ」と思うと腰が重くなりがちですが、解凍前にちょっとした準備をするだけで簡単に短時間できれいにすることができます。
放置してしまうと匂いや電気代、収納場所などすべてに悪影響が出てきます。
次の買い出し前や、冷凍庫に少し空きが出てきたタイミングで是非冷凍庫のお掃除をしてみてくださいね。