お掃除テクニック

夏本番前!台風・ゲリラ豪雨対策を今のうちに始めましょう|やるべきお掃除

雨の日が増えましたが、それと共に気温が高い日も増えてきました。
カラッと晴れる日もあれば、湿度の高い日もありお洗濯に困りますよね。
そんな夏の暑さと共に注意しなければならないのが台風や、最近では晴れていたのに局地的に災害級の雨が降るゲリラ豪雨です。
本格的な暑さを迎える前に、動きやすい今台風やゲリラ豪雨に対抗すべく対策を進めることをお勧めします。

台風とゲリラ豪雨の違いとは?

「激しい雨や風もたらす」という点では非常に似ている台風とゲリラ豪雨。
しかし、発生の仕組みや特徴、影響範囲などが大きく違うことをご存じでしょうか?

台風

発生場所熱帯の海上(フィリピン沖など)
原因大規模な低気圧と熱帯の海水温上昇
規模・範囲数百 km ~1000 km規模(広範囲)
継続時間半日〜数日間
予測のしやすさ数日前から予測可能
主な被害強風・高潮・河川の氾濫・土砂災害
発生時期主に夏〜秋(6月~10月)

台風は熱帯の海上で発生する強い低気圧(熱帯低気圧)が発達したもので規模が大きく数百㎞の範囲に影響があります。
数日間かけて移動しながら広範囲に被害が出やすく、衛星や気象レーダーによって数日前から進路や強さを予測できます。

ゲリラ豪雨

発生場所内陸の局地的な場所
原因強い日射による大気の不安定
規模・範囲数 km ~数十 km(非常に狭い範囲)
継続時間数十分〜1時間程度
予測のしやすさ非常に予測しにくい
主な被害短時間の局地的な浸水・雷・突風
発生時期主に夏(梅雨明け~9月)

局地的で非常に強い雨をもたらし、正式には局地的大雨と言われます。
地表が熱くなることで上昇気流が生まれ急激に発達することで台風のように数日前から予測をすることは困難です。
数十分前にならないと予測が難しく、小さなエリアに短時間で非常に強い雨をもたらし、雨以外にも落雷や突風、雹を伴う場合もあります。

台風・ゲリラ豪雨に備えてやるべきお掃除

どちらも大変危険を伴うもので、災害級のレベルに達することもあります。
台風やゲリラ豪雨の被害を最小限にするには家の周りを掃除しておくことがとても効果的なことをご存じでしょうか?
特に水の流れや飛ばされるものに注意してお掃除をすると浸水やつまり、風害による被害を防げます。

家の周り編

雨どい

雨どいに知らず知らずのうちに溜まる落ち葉や泥を取り除くことによって、詰まりによるあふれや、水漏れを防ぎます。

排水溝・側溝

ゴミや泥、草を除去することで雨水がスムーズに流れるようになり、浸水を防ぐことができます。

ベランダ・バルコニー

排水溝を掃除し、物を片付けることでベランダの排水溝が詰まることを防ぎ室内浸水を防ぐことができます。

庭・駐車場

落ち葉や砂利を除去するとの共に側溝も一緒にチェックします。
排水の邪魔になるものをなくすことで排水がスムーズになり、完遂を予防できます。

物干し・鉢植え・家具

強風による飛散物被害を防ぐために、飛ばされそうなものは室内へ避難させます。

家の中・窓周り編

窓のサッシ・レール

泥やほこりを掃除することで、雨漏りや排水不良を防止します。

網戸・ガラス

強風時に網戸が破れるとガラスが割れやすくなります。
破損がないか、目詰まりを起こしていないか確認し事前に掃除します。

玄関・勝手口のドア周辺

水の流れを阻害しないようにしておきましょう。
吹き込みや浸水を防ぎやすくなります。

忘れがちなお掃除ポイント


物置・倉庫の屋根

落ち葉や枝、鳥の巣などができている場合もあります。

マンホール・グレーチング

自宅前のマンホールもチェックし、つまりがあるようであれば自治体に相談しましょう。

段ボールの保管場所

段ボールは濡れると強度が落ち、崩れます。
雨に濡れない場所に事前に移動させておきましょう。

お掃除のポイント


台風はある程度予測はできますがそれでも予測は予測、外れることも多いです。
ゲリラ豪雨に至っては今でも予測が不可能に近い状態の為、日頃からお掃除しておくことが大切になります。
しかし、そこまで頻繁にお掃除するのは難しいというご家庭も多いですよね?
お掃除のポイントとして、時期や頻度はどのくらいなのでしょうか。

  1. 台風シーズン前
    6月~10月の間に一度は家の周り、家の中を点検して掃除することがおすすめです。
    気温が上がって熱くなるとお掃除するのが億劫になりがちなので涼しいうちにしっかりとお掃除しておきましょう。
  2. 天気が悪くなる前日にチェックする
    台風やゲリラ豪雨の予測は難しいですがお天気についてはある程度予測が付くようになりました。
    そのため、前日のお天気だけでもチェックしていつ荒天になってもいいように備えておきましょう。
  3. ゲリラ豪雨が発生しやすい夏場は排水をしっかりチェック
    短時間で局地的に大量の雨が降るゲリラ豪雨の対策は排水がしっかりと行われているかどうかがポイントです。
    落ち葉や泥などで排水が阻害されていないかしっかりチェックしましょう。
  4. 高齢の家族がいる場合は一緒にチェックする
    家族の中に高齢者がいる場合は、掃除のチェックが難しい場所があるので早めに他の人がチェックして回りましょう。
    掃除が行き届かなくなった場所が複数ある場合があるので、早めの対策が被害を防ぐポイントになります。

まとめ

意外と排水溝周りやベランダなど、普段見てい入るもののお掃除はできていないという方も多いのではないでしょうか?
急な大雨や雷雨が増え、ここ最近では災害級とまで称されるようになりました。
自宅の浸水などを防ぐためにも、家族みんなで力を合わせて家回りや家の中をチェックして台風やゲリラ豪雨に備えましょう!

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