エアコンクリーニング

エアコンクリーニングと自分で掃除するのはどっちがいい?メリット・デメリットを徹底比較!2027年問題を前に知っておきたいエアコン掃除の正しい方法

暑い夏や寒い冬に欠かせないエアコン。
毎日のように使っていると、最近エアコンから嫌なニオイがする、吹き出し口に黒い汚れが見える、以前より効きが悪くなった気がすると感じることが増えていませんか?

そんなときに気になるのが、エアコン掃除は自分でできるの?という疑問です。
フィルターを外して掃除機をかけたり、水洗いしたりするだけなら、比較的簡単にできます。

一方で、エアコンの内部には熱交換器や送風ファン、ドレンパンなど、普段は見えない部分があります。
こうした内部まで自分で掃除しようとすると、故障や水漏れなどにつながる可能性もあるため注意が必要です。
メーカーも、家庭でのお手入れはフィルターや外から見える部分を中心とし、内部の本格的なクリーニングは専門業者への依頼を案内しています。

さらに、2027年にはエアコンを取り巻く省エネ基準にも変化が予定されています。
いわゆるエアコン2027年問題です。

2027年になったら今のエアコンが使えなくなるの?

このような不安を感じる方もいるかもしれませんが、これは現在使っているエアコンが一斉に使えなくなるという話ではありません。

2027年4月以降は新しい省エネ基準への対応が求められるため、従来の一部の低価格帯モデルが製造・販売されにくくなり、買い替え時の選択肢や価格に影響する可能性があるという問題です。

だからこそ、今あるエアコンをできるだけ長く効率よく使うためにも、日頃の掃除と適切なタイミングでのプロのクリーニングが重要になります。

今回はそんなエアコンのお掃除方法を2027年問題も交えながら紹介していきたいと思います。

そもそもエアコン掃除とエアコンクリーニングは違う?

まず知っておきたいのが、一般的に使われるエアコン掃除とエアコンクリーニングは、必ずしも同じ意味ではないということです。

自分で行うエアコン掃除

自分でできるエアコン掃除は、主に次のような部分です。

  • エアコンフィルター
  • 前面パネル
  • 本体の外側
  • 吹き出し口の手前など、手の届く範囲

フィルターについたホコリを掃除機で吸い取り、汚れがひどければ水洗いする。
本体の外側を柔らかい布で拭く。
こうした日常的なお手入れは、エアコンをきれいに保つために重要です。

メーカーによって方法は異なりますが、フィルター掃除は定期的に行うことが推奨されています。
ダイキンでは、フィルター掃除の目安を2週間に1回程度としています。

プロが行うエアコンクリーニング

一方、プロのエアコンクリーニングでは、普段の掃除では手が届きにくいエアコン内部まで洗浄します。
エアコン内部には、空気を冷やしたり暖めたりする熱交換器や、風を送り出す送風ファンなどがあります。
これらの部分には、ホコリだけでなく、湿気によってカビや汚れが付着することがあります。
フィルターをきれいにしても嫌なニオイが取れない場合は、こうした内部の汚れが原因になっている可能性があります。

自分で掃除=日常的なお手入れ
プロのクリーニング=内部まで含めた本格的な洗浄

このように考えると分かりやすいでしょう。

自分でエアコン掃除をするメリット

まずは、自分でエアコンを掃除するメリットから見ていきましょう。

メリット①費用を抑えられる

自分で掃除する最大のメリットは、費用を抑えられることです。
フィルター掃除や外側の拭き掃除なら、基本的に家庭にある掃除機や布などを使って行えます。
そのため、毎回業者に依頼する必要はありません。
特に、フィルターに溜まったホコリを定期的に取り除くことは、エアコンの効率を保つ上でも大切です。

メリット②気になったときにすぐ掃除できる

「フィルターにホコリが溜まっている」
「エアコンの上にホコリが見える」

そんなとき、業者を予約しなくても自分ですぐに掃除できます。
エアコンを頻繁に使う家庭では、日常的なお手入れを自分で行うことで、汚れを溜めにくくできます。

メリット③エアコンの状態を確認する習慣ができる

自分でフィルターを外して掃除すると、エアコンの状態を確認する機会にもなります。

「フィルターが以前より汚れている」
「吹き出し口に黒い点がある」
「内部にカビのような汚れが見える」

このように普段は気づきにくい変化を発見できます。
異常に早く気づければ、必要なタイミングで専門業者に相談することもできます。

自分でエアコン掃除をするデメリット

一方で、自分で掃除する場合には注意点もあります。

デメリット①掃除できる範囲が限られる

自分でできる掃除には限界があります。
フィルターや外側は掃除できても、エアコン内部の熱交換器や送風ファンなどは、簡単に取り外して洗えるものではありません。

「フィルターはきれいなのにニオイがする」
「吹き出し口に黒い汚れがある」

このような場合、自分でできる掃除だけでは十分にきれいにならないことがあります。

デメリット②故障につながる可能性がある

エアコンは電気製品です。
内部には電装部品など、水をかけてはいけない場所があります。
内部まで洗浄しようとして水や洗剤をかけると、故障につながる可能性があります。
また、市販のエアコン洗浄スプレーについても注意が必要です。
企業によっては、洗浄スプレーでは洗剤や汚れが十分に流れず、ニオイやカビ、水漏れ、電気部品の故障などにつながる可能性があるとして、使用を控えるよう案内しています。

デメリット③ケガをする可能性がある

エアコン掃除では、高い場所にある本体に手を伸ばす必要があります。
脚立や踏み台を使用して作業する場合、バランスを崩して転倒する危険もあります。
また、エアコン内部の送風ファンなどに無理に道具を入れると、部品を傷めたり、破損させたりする可能性があります。
自分でできそうと思っても、少しでも危険を感じる作業は無理をしないことが大切です。

プロにエアコンクリーニングを依頼するメリット

では、プロにエアコンクリーニングを依頼するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

メリット①エアコン内部まできれいにできる

最大のメリットは、普段の掃除では手が届きにくい内部まで洗浄できることです。
フィルター掃除だけでは取り除きにくい内部のホコリやカビなどを、専門的な道具や方法で洗浄します。
「フィルターを掃除しているのにニオイが気になる」
このような場合には、プロによるクリーニングを検討する価値があります。

メリット②自分では難しい作業を任せられる

エアコン内部の構造は複雑です。
メーカーや機種によっても構造が異なり、自動掃除機能付きエアコンなどは特に注意が必要です。
自分で無理に分解するのではなく、専門知識を持った業者に任せることで、故障や事故のリスクを抑えながらクリーニングできます。

メリット③時間と手間を節約できる

エアコンを分解して内部まで掃除しようとすると、かなりの時間と手間がかかります。
「掃除したいけれど、やり方が分からない」
「忙しくてエアコン掃除をする時間がない」

という方にとって、プロに任せられることは大きなメリットです。

プロのエアコンクリーニングにもデメリットはある?

もちろん、プロへの依頼にもデメリットがあります。

デメリット①費用がかかる

当然ですが、業者に依頼すれば料金が発生します。
フィルター掃除など、自分でできる範囲まで毎回業者にお願いする必要はありません。
だからこそ、日常のお手入れは自分で行い、内部の汚れが気になったときはプロに依頼するという使い分けがおすすめです。

デメリット②予約や立ち会いが必要

業者に依頼する場合は、予約を取ったり、作業日に在宅したりする必要があります。
忙しい方にとっては、この点が負担になることもあるため、エアコンを使い始める直前ではなく、比較的予約が取りやすい時期に早めに依頼するのも一つの方法です。

自分で掃除とプロのクリーニングどっちがいい?

ここまでの内容を簡単に比較すると、次のようになります。

比較項目自分で掃除プロのクリーニング
費用◎ 抑えられる△ 費用が必要
手軽さ◎ 気になったときにできる△ 予約が必要
フィルター掃除
外側の掃除
エアコン内部△ 基本的に難しい
カビ・内部汚れへの対応△ 限界がある
故障リスク作業内容によっては注意専門業者なら抑えやすい
時間△ 自分で作業する必要がある◎ 任せられる

このように、どちらか一方だけが正解というわけではありません。
日常的な掃除は自分で、内部の本格的なクリーニングはプロに。
この使い分けが、エアコンを長く快適に使うための基本です。

エアコン掃除で自分でやってはいけないこと

自分で掃除するときには、いくつか避けたい作業があります。

エアコン内部に大量の水をかける

電気部品などに水がかかると、故障や事故につながる可能性があります。
エアコン内部を自己流で水洗いするのは避けましょう。

市販の洗浄スプレーを安易に使う

スプレーするだけでエアコン内部がきれいになるという商品もありますが、使用には注意が必要です。
洗剤や汚れが内部に残ることで、ニオイやカビ、水漏れなどの原因になる可能性があります。

送風ファンに無理に道具を入れる

奥にある汚れを取りたくなっても、無理に棒などを入れて掃除するのはおすすめできません。
ファンを破損させる可能性があり、部品が破損すると、運転時に破片が飛び出す危険もあります。

電源を入れたまま掃除する

掃除を始める前には必ず運転を停止し、電源プラグを抜く、またはブレーカーを切るなど、取扱説明書に従って安全を確保しましょう。

エアコン2027年問題とは?初心者にも分かりやすく解説

ここで、最近耳にすることが増えてきたエアコン2027年問題についても簡単に確認しておきましょう。
エアコン2027年問題とは、2027年4月以降にエアコンの省エネ基準が引き上げられることに関連して、従来の一部の低価格帯モデルが製造・販売されにくくなる可能性があることを指して使われる言葉です。
ここで大切なのは、【2027年になったら、今使っているエアコンが使えなくなる】という意味ではないということです。

現在使っているエアコンをそのまま使用することはできます。
ただし、これから買い替える場合には、省エネ性能や価格、製品の選択肢などについて今までとは違った状況になる可能性があります。
だからこそ、今使っているエアコンを大切にメンテナンスし、できるだけ良い状態で長く使うことも重要になってきます。

2027年問題があるからこそ今あるエアコンを大切に

エアコンは決して安い買い物ではありません。
調子が悪くなったら買い替えればいいと考えるのではなく、日頃から適切にメンテナンスすることが大切です。
たとえば、下記のような習慣です。

  • フィルターを定期的に掃除する。
  • 吹き出し口の汚れを確認する。
  • エアコンから異臭がしないか確認する。
  • 冷暖房の効きが悪くなっていないか確認する。
  • 必要に応じてプロのクリーニングを利用する。

フィルターにホコリが溜まると空気を吸い込みにくくなり、エアコンに負荷がかかる可能性があります。
適切なフィルター掃除は、快適な運転を維持するためにも重要です。

こんな症状があればプロのエアコンクリーニングを検討しましょう

次のような症状がある場合は、自分でできる掃除だけでは十分ではないかもしれません。

①エアコンから嫌なニオイがする

掃除したばかりなのにカビっぽいニオイがする場合、内部の汚れが原因になっている可能性があります。

②吹き出し口に黒い汚れがある

吹き出し口や内部を覗いたときに黒い点状の汚れが見える場合は、内部の汚れが進んでいるサインかもしれません。

③フィルターを掃除しても効きが悪い

フィルターをきれいにしたのに冷房や暖房の効きが改善しない場合は、フィルター以外の部分に汚れが溜まっている可能性があります。

④長期間クリーニングしていない

長年使っているエアコンは、フィルターだけでなく内部にも少しずつ汚れが蓄積します。
特に夏場や冬場に長時間使用する家庭では、一度プロに状態を見てもらうのもおすすめです。

⑤自分で掃除するのが怖い・難しい

「高い場所なので危ない」
「エアコンの構造がよく分からない」
「壊してしまいそう」

という場合も、無理をする必要はありません。
掃除は自分でやらなければいけないものではありません。
安全にきれいにするために、プロの力を借りることも立派なメンテナンスです。

エアコン掃除は自分でできる範囲とプロに任せる範囲を分けよう

エアコンをきれいに保つために大切なのは、何でも自分でやろうとすることではありません。
自分でできる掃除と、プロに任せるクリーニングを上手に使い分けることです。
フィルターや外側の掃除は、普段から自分でこまめに行う。

一方で、内部のカビや汚れが気になる場合、嫌なニオイが続く場合、長期間クリーニングしていない場合などは、専門業者に相談する。
この方法なら、無理な分解や危険な自己流クリーニングを避けながら、エアコンを清潔に保ちやすくなります。

特に「市販の洗浄スプレーを使えば簡単」と考えてしまうのは注意が必要です。
エアコン内部は見えない部分が多く、洗剤が残ったり、水がかかってはいけない場所に入ったりする可能性があります。メーカーも内部の本格的な掃除は専門業者への依頼を案内しています。

まとめ

エアコンの掃除は、「自分でやるべきか、業者に頼むべきか」と迷いやすいものです。
しかし、実際にはどちらか一方を選ぶ必要はありません。

フィルターや外側などの日常的なお手入れは自分で。
エアコン内部の本格的なクリーニングはプロに。

このように役割を分けることで、無理なくエアコンをきれいに保てます。
そして、2027年には省エネ基準の変更によるエアコン2027年問題も控えています。
2027年になったからといって、現在使用しているエアコンが使えなくなるわけではありません。

だからこそ、今あるエアコンを適切にメンテナンスし、できるだけ長く快適に使うことも大切です。

・フィルター掃除をしてもニオイが取れない
・エアコン内部のカビが気になる
・何年もクリーニングしていない
・自分で掃除するのは不安

そんなときは、無理に自分で分解・洗浄するのではなく、プロに相談してみましょう。
クリナークでは、ご家庭のエアコンの状態に合わせて、普段のお掃除では手が届きにくい部分まで丁寧にクリーニングします。
エアコンを快適に使い続けるためにも、まずは現在の汚れ具合を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。

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