お掃除テクニック

加湿器を出す前にやるべき内部掃除! | 放置カビの危険性と予防方法

冬場は気温と一緒に湿度も下がり、エアコンの使用などでお部屋の乾燥が気になる季節でもありますね。
そんな乾燥の季節に必需品となるのが加湿器ですが、去年使ってしまった加湿器中がカビだらけ!なんてことになっていませんか?

カビだらけのままの加湿器をそのまま使ってしまうと、空気中にカビ胞子が広がってしまい、カビを撒き散らしてしまっているかもしれません。

今回は、加湿器を使い始める前にしておきたい簡単な内部掃除方法と、放置してはいけない理由、そしてカビを防ぐ予防方法をご紹介します。

放置カビが引き起こす危険性のお話

加湿器の中は【水分・温度・ほこり】の3拍子がそろい踏み。
カビや雑菌のとても住み午後地のいい環境になっているため、温床となりやすいんです。
放置カビをそのままにしておくと…

・吹き出す蒸気と一緒にカビの胞子や雑菌が部屋に拡散
・アレルギーやぜんそく、のどの痛みの原因になる
・内部部品の腐食・異臭の発生 など

上記のようなトラブルに繋がりかねない事態になってしまいます。
加湿器を使う前に、一度しっかりリセット掃除しておきましょう。

家にあるものでできる!簡単おうち掃除法

分解などはせずに、おうちにある物を使って簡単にできる掃除方法をご紹介します。

タンクの掃除

①水とクエン酸(またはお酢)を混ぜた溶液(500mlの水に小さじ1程度)を入ましょう。
②30分ほど置いたあと、柔らかいスポンジで軽くこすってすすぎます。
③フタのパッキン部分も歯ブラシなどで汚れを落としましょう。
※クエン酸は水垢に、酢は除菌に効果的なのでどちらを使っても大丈夫です。

本体・トレイ部分の掃除

①水受けトレイやフィルターを取り外し、水で軽くすすぎましょう。
②汚れがひどいときは同じくクエン酸水をスプレーして数分放置した後、ブラシでこすります。
③最後にしっかり乾かしてから組み立てましょう。

フィルターのニオイ対策

①フィルターを軽く洗って、重曹(大さじ1/1Lの水)を溶かした重曹水に入れて30分程度置きます。
②軽く押し洗いしてからしっかり乾燥させましょう。
※乾かすときは直射日光を避け、風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。

カビを防ぐ予防法

①毎日の水は入れっぱなしにしないようにしましょう。(使用後は必ず空に)
②週1回は軽いすすぎ掃除をしましょう。
③使用しない期間はしっかり乾かして収納しましょう。
④保管前にクエン酸水で内部リセットしっかりしましょう。
たったこれだけでも加湿器の寿命と清潔さがぐっと変わります。

面倒なときはプロの力もおすすめ

「掃除しなきゃと思っても、つい後回しにしてしまう…」
「長く使っている加湿器、分解して掃除するのは不安…」

そんなときは、ハウスクリーニングのプロにおまかせするのも一つの方法です。
内部の分解洗浄や除菌仕上げまで行うことで、加湿器だけでなくお部屋全体の空気もすっきり清潔になります。
プロの手で“カビのない冬支度”、始めてみませんか?

まとめ

冬は免疫力も下がり風邪もひきやすい時期です。
乾燥していると風邪がなかなか治らなかったり、治ってもすぐ風邪を引いたり..
カビを除去して清潔な加湿器でこの寒い冬を乗り切りましょう!

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